ご機嫌よう
お越しくださりありがとうございます♪
シリーズその後の最終稿
心の整理ができたかな
ichicoです
ダメージは意外と大きかった？のか
ダメージ？なのかなあ
…難しい感情でした
ソレがなんだか
完全に理解できなくてもいい
気がしていますが
棚を整えて
見晴らしよくしたかったのかも
最終回は
ちょっと生々しい
火葬のお話しもありなので
覗いてみたい方はどうぞ💁♀️
送り期間の最中も
父はチラチラ姿をみせてた
そんな気がして仕方がなかった
家から出る時
亡骸辺りから突然現れた白い蝶
ひらひらと舞い花壇の中へ消えた
お父さんだ！
こどもみたいに叫んでしまった
火葬場への父の車は
父の誕生日ナンバーで
最後にGO〜まで付いていた
コレはあとで弟から知らされた件
なんちゅーところに目があるのか👀
"それぞれの道へGO〜！"だねと
さらにはその道中
目の前のタクシーさえ誕生日だ
火葬場に着けば
一本だけ残った満開の
枝垂れ桜の花を散らす🌸
手で花を揺らしながら
見納めの花見を楽しんでいる
荼毘にふされる最期のお別れでは
愛する家族に囲まれて
声も高らかにこういった
人生はサイコー！！
空耳じゃない
何故だか
ディズニーでお馴染みの
あのイカした亀が
花丸を作るように現れる
お借りしました🙏 コラりました🙇♀️
腕で花丸💮をつくってくれといわんばかりに
ちょっと〜
お父さ〜ん
涙が出ちゃうよ
最高にしあわせな
嬉し涙だよ
荼毘にふせば
抗がん剤の影響など感じないほど
綺麗な大きな骨が
美しく残っていた
頭蓋骨もほぼ全部残った
とりわけ
職員さんと住職も驚く
ビックサイズな喉仏は
大仏さまだ〜と思うほど
ご立派なお姿で
生き仏だったのねと納得される
まだ意識がはっきりあった頃
「よく生きた」
満足そうに私にいった
そのまんまの姿だなと
生き切るって
かっこええなあ
見習いたいと思った
葬儀中の読経では
おりんの音と共に
これまたビックサイズの如来様が
遺影からぶおおっと現れて
驚かされた
なんにも心配いらない
まっすぐ生きていきなさい
そんな印象を受ける
その後
父の人生の振り返り朗読みたいなやつで
母と歩んだ道のことで
それまで涙をあまり見せなかった
母が号泣すると
背後に父がそっと寄り添ってみえた
姿はみえなくなっても
愛はずっとそこにある
父の死をもって天命を知る
父に送った母の言葉の中に
私の人生もまたあった
ありがとう
精一杯 生きます
それが
私の天命だから
最後までお読みくださり
ありがとうございます🙏
