ご機嫌よう

終末期にした不摂生
上にあがる意識に反して
下へのアプローチ強化に
身体は正直に反応した

健康診断の結果E判定をくらい
久々にホームドクターへいった
ichicoですニコ

久しぶりにお薬を飲むことにしました
悪玉コレステロールちゃん活性により
ここまでとは
ちゃんとメンテナンスしますよチーン
わかってての自虐ですからね もう卒業しますよ


お越しくださりありがとうございます♪



本日ichico地方は曇りの予報
洗濯物を干していたら
雨が降るぞ
の声をきくびっくり

まあちょっと近所の医者だしと
重きをおかなかったら

病院を出るとパラリ☂️

龍神様ごめんなさい
ちゃんとお知らせくださったのに不安

そうお詫びしつつも
そのまま駆け足でスーパーに立ち寄り
帰宅した

しばらく何事もなく家事をして

あれびっくり
ゆ、指輪がない笑い泣き笑い泣き笑い泣き



厳島弁財天のお守り💍
どこかで落としたらしい大泣き
ひい〜えーん
龍神様 ごめんなさい🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

探したものの見つからない

結構ショックを受けるえーんえーんえーん


いやきっとナニカからお守りくださったのよと
慰めてみる笑い泣き

満月エネルギーのせいにしたいが
まだまだ執着がある模様笑い泣き
なんてわかりやすい私えーん

ちょっとこの次元に未練があるようだ
教えてもらえてよかったな

この満月に手放そう怒り気づき

そろそろ前に進みなさいな
きっとそういうお知らせだよ笑い泣き



さて

ズレ気味の前置きが長いですが
最後で繋がるけどね
見送る前の日のお話しです


その日の朝
息子から
これから行くよ!の連絡が

ナニカを感じたのかなが
正直な感想凝視

彼はミエルことが普通のコだったから

都内から車を飛ばし
息子が来るのを待って
母と3人で病院に行った

一度の見舞いは2人までと
管理が厳しいので
私は後で見舞うことにし
家族室で待機していた

しばらくして母が交代にきた

介護者からの連絡メモに
いろんな追加が書いてあるから
揃えないとと

見ると
水 ティッシュ 前開きの下着 
口腔ケアスポンジ ゴミ袋

在庫を確認するよと告げて病室へいく
前にも書いたが
これらの管理がとても曖昧なので

部屋を覗くと
息子が静かに座っている

真顔

父の呼吸が音を立てていた

こ これは
死前喘鳴しぜんぜんめいというやつか

※死亡直前(死亡数時間前から数日前)に生じ、呼吸時に
喉の分泌物が振動して起こる呼吸音のこと

痰が絡んで辛そうだね
話しかけると
消え入りそうなか細い声で
息が入っていかないと呟いた

口元をみるとかなりの乾きと
高カロリー飲料の跡がみられたので
お口をぬぐってあげた

唾液もほぼ出ていない

綺麗にしたくて
手元のティッシュを使いたいが
浅くて使いにくいから
たくさん買ってきてほしいという

部屋に在庫はあったが
すぐに息子が買いに行ってくれた


先程のメモの内容確認に
冷蔵庫をみると
水は未開封の500ml 1本

母に2本買ってきてと言われたが
必要ない気がぬぐえない
それでも自販機のボタンを2度押した


息子が戻ってから
父は吐き気を訴えた

ケアをしようとしたが
はっとして
すぐナースコールをした
血の気がどんどん失せていたから


父お気に入りの看護師さんがすぐ来たので
手短に状況を話す

様子をみて
吸引をしてみるかと提案してくれた
そのかわり
辛い症状がでるかも知れないと
父に説明する

父はそれでも願い出た

処置の間
母の待つ家族室で待機する

私はとても冷静に
「ちょっと厳しいかもしれない」と
口火を切った

息子も
完全にチアノーゼだったねと話す

それでも
メモに書かれた必要なものを
揃えることにした

院内のコンビニには
父の嫌いな前開きの下着も
年寄りくさいから嫌なのだと
いつもカラフルな若者仕様しか着ないのだ
口腔ケアスポンジもあったので
購入した

下着は今使うかもと
処置中の部屋の外で待っていると
看護師さんの話す声が聞こえた

少しでも楽になってよかったね
辛かったらすぐに呼んでね

下着は必要なさそうだった



案内されて部屋に入ったら
3人だったので
優しく嗜められる

父の様子を確認して
私が先に出ることにした

呼吸は少し楽になっている
酸素チューブがマスクにレベルアップだ
ただ吐き気がきたら
辛そうだ

少し意識がぼんやりしていたので
このままゆっくりできればいいと思った
楽になってよかったね
少し眠れるねといって
病院を後にした



実家に戻って
弟に状況を説明する

ばーさんとおばさんの
あれがどうでそれがこうでという説明を
息子が見事に解説する
オキシメーターの数値まで覚えていて
低すぎたと
いつも主治医にボクいらないくらい
状況把握と対応がプロとお墨付き


複数で長い見舞いは負担が増えるからと
その日いかないつもりの弟に
「今日は行った方がいいよ」とだけ伝えた

同じ頃
娘1からLINEがきた

フォトウェディングの写真が仕上がるから
何日頃行こうと思うんだと

その日何度目かの
「厳しいと思うよ」を伝えると
医療従事者の娘は
ぬーんガーン
一応その予定にしておくと伝えてきた


みんなナニカを感じている
静かに静かに深いところで

弟も夜父の元へいった



話は前置きまで戻る

ホームドクターに
検査結果を見せながら
メンタル的に食事が酷い有様だったので
理由はわかっていると話すと

ドクターも
気遣いの言葉をかけてくださりながら
父上が終末期だと呟いた

身内のことは響くよね

職業柄
状況もわかるのでねと

どういう過程を通るのか
ご存知な
人を救うというお仕事を
選ばれるとはと
また考えさせられる

呼吸の様子をすぐに理解した
娘のように


すごい選択をした人生だなと



残される側にある思いは
少しでも楽であってほしい

重い身体を脱ぐ一瞬まで
穏やかであってほしい

安らかであってほしい


尊厳という愛を送り続ける