SFの名を借りた「政治スリラー」で支配・解放が語れれる。
人工的に誕生したケイロン人の独自社会(本書を読んで下さい)を地球色に染め直そうとする勢力。
ユートピアはどちらだ?
99%分からない事がなぜか心地良いと感じる??ハードSF特有のこの感じ。
実験により誕生した「新真空」が「現空間」を侵食する。
防御派と譲渡派の対立。境界面から「新真空」へ突入し知的生命体との接触。
ラストがどうなったのか全く分からない(大汗)。
この「置いてけぼり感」だがそれが良い。
難解であればあるほど何故か充実した気分になる。
再読への挑戦権獲得。
1000ページを超える鈍器本。いろんなジャンルのテイストが散りばめられた多重人格者を描いたロードノベル作品かな(成長物語)。
今の言動は誰の「中の人」なのか?が分からない場面もあったが、外・内面世界の苦悩。苦しみなどは伝わってきて、全体的には読みやすく楽しめて良かった。
ここ何年も読書も含め多くの事柄に対し根気がめっきり低下しており、読了までに何日かるだろう?と思いながらも購入を決意。1年かけてやっと読了できた。本当に読むのが遅くなったなぁ・・・(泣)。