耕作放棄地は虫食い状態で存在しています。
1反は300坪です。
3反あれば900坪です。
1軒が18畳(本間)なら9坪。
アパート間なら8坪に近くなります。
でも、耕作放棄地なら簡単に使えるというものでは、ありません。
地域の農業委員会の許可が必要です。
また、災害関連死があることから、田畑での死者を嫌がる農業者が居ます。
都会に染まったTVコメンテーターは、耕作放棄地を含めて統合する考えがあります。
TVコメンテーターの中には京都大学農学部の方もいますが、農学部の中には様々な専攻がありますから、耕作放棄地の場所が風通しが悪いとか畑が痩せてるとかを、まったく考慮していません。
耕作放棄地になる理由を少子高齢化しか考えないから、変な発想になっていたりします。
「耕作放棄地があるんだ!」
「耕作放棄地を使え!」
と、都会の方々は仰います。
人には情緒があります。
情緒にも考えを及ぼしていただきたいものです。
断水に関しても、
「川があるからソコから取水しろ!」
と言う人もいます。
水の利権は大変です。
時代が近くても、鎌倉時代や江戸時代から続く利権があります。
下手な触り方をすると、人が死にます。