かなごんとモコの喜怒哀楽な生活 -29ページ目

かなごんとモコの喜怒哀楽な生活

思いがけない2人目の病気。水無脳症。
生まれるまでの不安や葛藤、無事生まれてきてからの生活などを綴ります。

モコにお供えしたご飯は、ラップで包んで冷凍する。
それがたまってきたら、解凍してチャーハンにしたり雑炊にしたりしてきた。

その日は紫蘇を交ぜた酢飯。
紫蘇がたくさん手に入って、酢飯が食べたかったという理由。

それを食べてたら、髪の毛が出てきた。
細くて柔らかい髪の毛。
モコの髪の毛みたいだ。

ねー、モコの髪の毛みたいじゃない?
とダンナに言うと、
ほんとだー。
と同意。

えー?本当にモコの髪の毛かなぁ?
どこかで混じったのかなぁ?
いや…そんなことあるだろうか…
私の髪の毛の可能性が高いが…

モコちゃんが遊びに来たんじゃない?
とダンナが言う。

かなごんは
どこ?会いたい!本当は生きてるんじゃないのかな?
と。

いや、それはないよ。
と言う。
しゅんとするかなごん。

私もそうであったら嬉しいけど、紛れもないモコの遺骨はそこにあるからね…

かなごんはモコの?髪の毛を大事に机の引き出しに入れていた。

この髪の毛はモコのもので、遊びに来たんだ、ということで収束した。
辛い。


今日はモコの日。
もう8ヶ月。
8ヶ月前、みんなで看取りしていた。
まだモコの心臓は動いていた。
2年前、モコは元気だった。
振り返るのが辛い。
どうしてなんだろう。
生きてる子達とモコに何の違いがあったのだろう。

ぽっかり空いた穴はいつまでも塞がらない。
きっとずっとこのままなんだろう。
穴の縁を意識しだすと、悲しくなる。
喪失感を感じる。
穴をしっかり見てしまったら涙が止まらなくなるから、ほとんど見ないけど…

モコがいない時間が過ぎていくのが悲しい。

祭壇の花はいつもと違う花を飾って、満足。
モコの日は綺麗な生花を飾る。(普段から飾ってるけど、稀にしおれてることも)
生きてる時はやれることがたくさんあったけど、今はそれくらいしかない。

初盆が近付いてくる。
モコのためにやることは、いくらでも手間も労力も惜しまないけど、関係ないのが関わってくるから、それがストレス。
そのことで日曜夜にダンナと衝突した。
私の不信感、不安を話す。
ダンナはダンナで思っていたことを話す。
ひとまずダンナが頑張ること、そしてその姿を私はしっかり見てること、で決着。
どうなるやら。
地震に遭われた皆さんは大丈夫でしょうか?
地理がすごく苦手なので、被災地区がよくわからなくて、ブロ友さんがどこに住んでるのかとか知らないことにも気付いて、
ただただ心配になりました。
医ケアグッズとか不足してないでしょうか?
余震が落ち着いて、早く生活も落ち着きますように。

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先週末、ものすごく久しぶりに研修会にいきました。
医療の研修会って参加費が高いものも多くて…諭吉さんが飛んで行きました…

講義と実技。

この中で中枢性の呼吸の問題の方は今回テーマから外れるので…という説明があり、
あぁ、モコは中枢性だから、やっぱり出来ることは限られてるのかな…と思いました。
もういないんだけどさ…

実技はびっくりするぐらい出来なくて、地味に落ち込みました。


仕事再開して約3ヶ月。
モコがいなくなってもうすぐ8ヶ月。
私も家族も色んな人達に会う時間があったわけです。

相手は悪気がなくても、励ますつもりであるのはわかっていても、
言われたことに顔がひきつったり、傷つくこともあります。

そんな一言集を載せてみます。
大切な人をなくした人への声かけに悩んでいる人の参考になれば。

▼人生色んなことがあるんだから、前向いて笑顔でいかなきゃ。

→自分の命より大切なこどもをなくしたというのに、笑えるか。
色んなことはたくさん経験してきてます。結婚してからは毎年何かあります。
この中でも、一番避けたかった出来事でした。
人生で一番最悪な出来事に、その他の色んなことを比較して、前向くなんて出来ません。


▼(私が、周りが楽しそうに見える、と言った返し)皆、楽しそうに見えても何かしら辛いことを抱えて生きてるんだから。

→これは限定記事でも書いたかな?
そんなのわかってまーす!わかってても辛いんです、苦しいんです。
同じ体験した人から言われたら受け入れられたかもしれませんが、親も兄弟もこどもも、誰もなくしてない人から言われたら、何がわかる?!となります。
常識とかで返されるのはしんどいし誠実さを感じないし、一気に本音を語れなくなります。


▼落ち着いた?

→これを言われると、「なにが?」と返答に困ります。
ブログをずっと見てくださってて、状況をわかって下さる人から言われると、なんのことを言われてるかわかるので、暖かい気持ちになりますが、
モコがいなくなったことを伝えて音沙汰なしで数ヶ月たって、会っていきなり言われても、困惑します。
一番仲良くて通夜にも来てくれた友達が「眠れてる?ご飯食べれてる?」とさらっとLINEしてきてくれた言葉は、心配してくれてる気持ちが伝わったし、返答しやすくて嬉しかったです。


▼親をなくした方が辛いんだ(だからお前たちは辛くない)

→もーこれは、アメンバーさんはピンとくるかもですが、例のアホな人の発言です。
何十年(半世紀近くでは?)も前に親をなくした自分の経験と、なくしたばかりのモコのことを比べて、自分の方が辛いとのたまった。
もうぽかん、ですよ。
私はどの立場の人をなくしたって、どちらが悲しいとか辛いとか比較出来るものだとは思いません。経験してないとわからないもの。
それぞれに悲しさ、遺されたものの大変さは違うのだから。
それを比較して色々言うのが、子供かよ!って呆れます。
こんなアホなこと言う人はそうそういないと思うので、あまり参考にはならないですかね。


明るく、とか、笑顔で、笑って、とかの悲しむ顔をいつまでもしてたらダメよ系は、励まされたと思う方もいるかもしれませんが、
だいたいNGワードです。
あの子が浮かばれない、悲しむよ、とかも嫌ですね。

みんな色々あるよ、あなただけじゃないよ、といった皆何かしら辛いことを乗り越えてる系も、地雷です。それを言った後、「実は私も○○を失っていてね…」と続くのは大丈夫です。同じ立場なので。
大切な人をなくすことに限らず、辛さや悲しみを他と比較して、たいしたことじゃないと他人が言うのはナシだと思ってます(たまにやっちゃうけど…)。


なんでこんなことを書いたかと言うと、
モコがいなくなってもうすぐ8ヶ月。
色んなことが溜まってきたから。
あんまりメンタルの調子がよくありません。
初盆の準備もあるけど、私にだけ様々な負担がかかるだけ。本当はただただモコを想う日でありたいのにね。

頑張ろう。