相続手続き。 | かなごんとモコの喜怒哀楽な生活

かなごんとモコの喜怒哀楽な生活

思いがけない2人目の病気。水無脳症。
生まれるまでの不安や葛藤、無事生まれてきてからの生活などを綴ります。

モコが亡くなった月は10月。
11月に各種手当が支給される。
10月までの手当はモコがいなくなっても支給された。

が、ここで市役所のミスがあり(限定記事に書いたとこ)
モコの口座に入る予定の手当を、
私の口座に入金する手続きをし(喪失の手続きを一気にやった時)、
後日、私の口座に入金するので通常より2、3日入金が遅れます、という書面まで送られてきてたのに、
なぜかモコの口座に入金した市役所真顔

モコの通帳はATMで記帳もされず返されるようになっていて、手続きはしてないけど「凍結された!」と思った私。
手続きしなくても、お悔やみ欄や役所からの何か?で勝手に凍結されることもある、とネットで目にした。

モコの通帳を持って銀行に行かないといけなくなってしまった。
手続きは相続手続きとなり、色々書類が要るらしい。
そしてモコの口座のある銀行はまず届を出さないといけない、とホームページに書いてあった。

気が重くて、1ヶ月近く放置してたけど、今日重い腰を上げて行ってきた。

窓口に言って、何て言おうか迷って言葉に詰まってしまったけど、
これは亡くなった娘の通帳なんですが、凍結されてるっぽくて、市役所が間違って私の口座ではなく娘の口座にお金を入金してしまったので、
相続手続きをしないといけないみたいなんですけど、まずは届けを出さないといけないとネットに書いてあって…
みたいなことを言った。
言葉におこすと、何言ってるのかわからないなガーン

窓口の人は戸惑ってた(私の言ってる意味がわからなかったからか照れ)けど、通帳を受け取って確認してくれた。
そして普通の窓口ではなく座って書ける窓口に案内してくれた。

モコの貯金の全額は亡くなってすぐに引き出したので(こういう手続きをしたくなかったから)残高は手当1回分。
これくらいの額だと戸籍謄本などの書類は要らないそうで、印鑑と証明書(免許証)だけで即日手続き、返金出来るということだった。
印鑑持ってきておいてよかった…。

結論→口座は凍結されてなくて、通帳の磁気がおかしくなってたらしい…。
あれまあ。
でも、通帳の再発行とかでモコのこと聞かれても、何か証明書を出さないといけなくなったとしても、
もうモコの存在を証明するものはないし嘘もつけないから…結果的にはよかったのかも。

相続手続き、解約手続きを行って返金となりました。

受付の方は、お子さんは病気か何かで亡くなられたんですか?と聞いてきた。
涙が出ない範囲で簡単に説明すると、
自分も小さい子がいるとのことで、
何かお力になれたらよかったんですが、何も出来ず…すみません。
と言ってくれた。

私からすれば、色んな書類、しかもモコがいないという事実を突きつけられるものを集めて、
あちこち行って、手続きしないといけないと思ってたものが、
今日、銀行のみで済んだだけでもありがたかった。丁寧に応対してもらったし。

そして、お客とはいえ、初めて会った私に、寄り添って下さるその方の姿勢と言葉だけで十分でした。

深々と頭を下げてお礼を言ってから、銀行を後にした。

帰り、運転しながら我慢してた分の涙が出ました。

久しぶりにモコの名前を書いた。
生年月日はすんなり書けたけど、死亡年月日は手が止まってしまった。
モコが生まれてから6年間、たくさん手続きをしたから、たくさん書いたモコの名前。きっとかなごんよりたくさん書いてる。
モコの名前は画数が多くて、いつもささっと書いてたけど、今日は丁寧に書いた。
もう書類や手続きでモコの名前を書くことはないかもしれない。これが最後かもしれない。
そんなことを思いながら書いてた。

モコの通帳は返してもらった。

社会の中で、一つ一つモコがいた証が消えていく。
それが嫌だから手元にはこれでもかってぐらい証を残している。
結局、最後に使った吸引チューブや呼吸器の回路のセット、歯ブラシ、スポンジブラシ、シリンジ、吸引ボトル、吸入に使う生食と蒸留水、他にもたくさん残している。
薬も手帳の写真も、届いた書類も訪看の領収書も…

いつか捨てられる時がくるのだろうか。

このまま私たちが死んだらかなごんが大変なので。

きつかったけど、親切な受付の方にあたり、手続きを済ませられたことで、一つ落ち着いたかな。