Hickey超訳・古事記34




⬇️ Hickey超訳・古事記《上つ巻》⬇️



Hickey超訳・古事記

《中つ巻》

⬇️ もくじ ⬇️





品陀和気命

(ホムダワケノミコト)

《応神天皇》





~大山守命と宇遅能和紀郎子~

オオヤマモリノミコトとウジノワキイラツコ


応神天皇が崩御された後…

ありゃま😨 

この段は応神天皇まさかの崩御スタート😨

大雀命(オオサザキノミコト)

天皇(すめらみこと…ここでは応神天皇)

遺言に従って天下を弟の

宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

譲ってまったんだわ⁉️😳

なんとまぁ〜欲のないこと⁉️😳

ところが…

一番上の兄の大山守命(オオヤマモリノミコト)

天皇(すめらみこと)の遺言に背いて自らが

天下をとろうと考えるんだわ😳

おるよな~😒

「兄より優れた弟なんかいない!」

そんなふうに言っちゃうバカ兄貴って😒

基本的に古事記は兄貴がバカ兄貴のパターンです😨

こんな奴とかな👇😒



んで…

宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)を殺そうと

秘かに兵や武器を集め攻めようとしたんだわ😨

大雀命(オオサザキノミコト)

兄の大山守命(オオヤマモリノミコト)が兵や武器を

準備している事を耳にするとすぐ使者を遣わして

宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)に伝え

それを聞いた

宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

驚いてまって兵を宇治川ほとりに潜ませ山の上には

絹で作った幕を張り敵を欺くため舎人(とねり)を

太子(ウジノワキイラツコ)に見せかけ

よく見えるようにバ〜ンと椅子に座らせ

そのまわりに従う者達をウロチョロさせて……

その様子はまるで太子(ウジノワキイラツコ)本人が

そこにいるかのようだったんだわ‼️

どら上手く影武者を立てとるがね⁉️😳

さて…宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

大山守命(オオヤマモリノミコト)が川を渡る時を

狙う事にしたんだわ🫣

船の櫓(ろ)や櫂(かい)を準備し…

さな葛(かずら)の根の汁を絞りとり…

その汁を船の床に塗り踏むと滑って転ぶよう

うまいこと仕掛けたったんだわ😳

これバナナの皮じゃダメだったんかな❓🍌🤔(笑)

宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

布の服を着て賤しい(いやしい)者の姿に変装し

楫(かじ=舵)をとり船に立ったんだわ‼️

要は罠にハメるため船頭のコスプレした訳だな🫣

そんな事を全く知らないバカ兄貴…いやいや…

大山守命(オオヤマモリノミコト)

兵を隠して潜ませ服の中に鎧を隠し着て

川辺に来て例のあの船に乗ろうとしたんだわ⁉️🫣

その時に山の上の偽の陣を見て

弟の宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

椅子に座っていると思い込んだわな⁉️

すっかり騙されとるがや🤣

大山守命(オオヤマモリノミコト)

まさか宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

その船の楫(かじ:舵)をとっていると思いもせず

船頭(バレてないけど正体は宇遅能和紀郎子)に

『この山に怒れる大猪がおると

聞いたんやけど

ワテその猪を討とうと

思うとるんだすわぁ〜!

猪は獲れると思いまっか?』

そう問いかけたんだわ😅💦

すると船頭は

『まぁ~無理でっしゃろなぁ〜』

そう答えたんだわ‼️

正体がバレないように尾張弁を封印してらっせる🤣

大山守命(オオヤマモリノミコト)

『なんでやねん?』

そうその理由を問うと

船頭は

『しばしばあちゃこちゃで

獲ろうとしてみたんやけど

上手くいけへんかってん!

せやから

   でけへんと答えたんでっせ!』

そして…船が川の中ほどに差し掛かると船頭に扮した

宇遅能和紀郎子 (ウジノワキイラツコ)

船を傾けて大山守命(オオヤマモリノミコト)

水の中に落としてまったんだわ⁉️


(写真は今の宇治川⬇️)


どら驚いてまった

大山守命(オオヤマモリノミコト)

水面に浮かび出てドンブラこっこドンブラこっこと

そのまま水に流されていったんだわ‼️

そこで流されながら歌を詠んだんだて⁉️

えらい余裕こいとるな😅💦 


ちはやぶる

宇治(うじ)の渡(わたり)に

取(さおと)りに

速(はや)けむ人し

わがもこに来む 



《Hickey御歌訳!》


宇治川の渡し場で棹を素早く扱うことのできる人よ

私の助けに来てくれ


その時…川辺に伏せ隠れていた兵たちが

あちらこちらから現れ矢を一斉射撃したんだわ⁉️😳

大山守命(オオヤマモリノミコト)は哀れ

訶和羅前(かわらのさき)まで

流された所で沈んだんだと🫣




鉤(かぎ)を使い沈んだ辺りを探すと

大山守命(オオヤマモリノミコト)服の中に

着ていた鎧に引っかかりカワラと鳴ったんだと☝️😒

ほんだもんだでその地を

訶和羅前(かわらのさき)言うんだて😅💦

出て⁉️ 古事記名物のダジャレ地名由来シリーズ🤣




大山守命(オオヤマモリノミコト)

亡骸を引き上げた時に

弟の宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

歌を詠んだんだて‼️


ちはやひと

宇治の渡(わたり)に

渡り瀬に 立てる

梓弓檀弓(あずさゆみまゆみ)

い伐(き)らむと

心は思(も)へど

い取らむと

心は思へど

本方(もとへ)は

君を思ひ出

末方(すゑへ)は

妹を思ひ出

苛(いらな)けく

そこに思ひ出

かなしけく

ここに思ひ出

い伐らずそ来る

梓弓檀弓(あずさゆみまゆみ)



《Hickeyの御歌訳》


宇治川の渡し口の立っている檀の木よ

伐ってやろうと心では思うけれど

取ってしまおうと心では思うけれど

根元の方を見ると君を思い出し

末の方を見ると妹を思い出し

心痛めて思い出し

悲しいことも思いだし

だから伐らずに戻ってきた

檀の木よ


大山守命(オオヤマモリノミコト)の亡骸は

那良山(ならやま)に葬られたんだがね‼️

ちなみに大山守命(オオヤマモリノミコト)

土形君(ひじかたのきみ)

幣岐君(へきのきみ)

榛原君(はりはらのきみ)らの祖だがね‼️


(境目谷古墳 大山守命陵《那羅山墓》⬇️)



~譲り合い~


その後…

大雀命(オオサザキノミコト)

宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)の二人は

それぞれ互いに天皇の座をを譲り合うんだわ😨

あぁ〜見とってイライラしてまうがや😤

そんな時…海人(あま)が

大贄(おおにえ=ご馳走🤤)収めようとしたんだが

兄はそれを辞退し弟に貢がせ…

また弟もこれをを辞退し兄に貢がせ…

お互いが譲り合っとる間に多くの日が経ってまった😨

こんな譲り合いは一度や二度じゃなかったんだわ😨

何しとんだこのバカ兄弟😨💦 どたわけが😒

周りの者の迷惑を考えやぁ😒

ほんだもんだで海人は行き来にとうとう

疲れ果ててまって泣いてまったんだわ😨💦

よしよし‼️いい子だで泣くんじゃにゃあよ😅

そのため諺(ことわざ)に

「海人なれや己が物によりて泣く」

そういうのがあるんだわ☝️😨💦

この海人のように自分の持つ物のために

泣かされるって意味だがね😨💦

しかし…

宇遅能和紀郎子(ウジノワキイラツコ)

早くに薨去されたために

大雀命(オオサザキノミコト)が天下を

しろしめす事になるんだわ😅💦





さてこれで仁徳天皇の章に突入と思っただろ❓😒

ところが違うんだなぁ😅💦

応神天皇は崩御したのに話は続く😅💦

あと二段の話があるんだわ⁉️😳

って事で…

つづきは

Hickey超訳・古事記35で☝️😊

ちなみに《中つ巻》

次回

Hickey超訳・古事記35で終了❗️

Hickey超訳・古事記36からは

《下つ巻》に入ります☝️😊




みんなで古事記を楽しもう✊😊🇯🇵



Hickey超訳・古事記33から少し間があきました😅

ぶっちゃけ忘れてました😨 申し訳ない🙏

《中つ巻き》が終わったら解説もやらなきゃね😅