《上つ巻》
〜大国主神の國づくり〜
~少名毘古那神~
(スクナビコナノカミ)
ある日のこと…
大国主神は出雲の御大之岬を
(オオクニヌシのカミ) (みほのみさき)
プラプラとほっつき歩いとったんだわ❗️
すると…海の彼方からガガイモで作った
天之羅摩船(あめのかがみのふね)に乗って
鵝(かり)の皮を剥いだ衣を身にまとっとる
どら小さな小さな小さな神が寄ってきたんだわ❗️
大事な事だで【小さな】を三回も言うたったがや😁
オオクニヌシはプカプカと海に浮かんどる
その神に名前を尋ねたったんだわ❗️
でも…その神は何も答えせんとスルー❗️
なんだ⁉️ このチビ助どら感じ悪ぃでかんわ😒
無愛想すぎる😒 無視したかんだろ~チビ助😒
初対面てのは印象が大事なんだて😒
おみゃさんにゃ礼儀ちゅうもんあらせんのか❓😒
しかたにゃあでオオクニヌシは
『アレいったゃあ誰なんだて❓』
そう自分の供をしていた神達に聞いてみたんだわ❗️
でも誰も知りゃせんかったんだわ😅💦
神様でも知らんのね😅💦
するとこの時…
谷蟆(たにぐぐ=ヒキガエル)🐸が
「崩彦(くえびこ)なら
知っとるかしれせん🐸」
そう言ったんだわ😒
さっそく崩彦をよんで聞いてみたんだわ❗️
すると崩彦は
「この方は確か…あぁ…
神産巣日神の御子
少名毘古那神だがね😁」
(神産巣日神=カムムスヒノカミ)
(少名毘古那神=スクナビコナ)
そう答えたんだわ😁
カム…カム…カム…カム…カムムスヒの御子⁉️
カムムスヒって…あのカムムスヒ❓😳
別天津神の中でも造花三神っていう
天地開闢の時に最初に生まれた三柱のうちの
一柱だがね⁉️😳 神スリーの一柱⁉️😳
あのチ…じゃない…あの小さき御方は
カムムスヒノカミの御子⁉️ 😅💦
オオクニヌシが高天原の
カムムスヒに問い合わせてみたところ
カムムスヒは
「間違いにゃ~よ😁 ワシの子だでよ😁
ワシの指の間から生まれた御子だて❗️
おみゃさん兄弟になったってちょ❗️
一緒に葦原中国を造ったらええがや❗️』
そう言ったんだわ😅💦
初登場ではバ〜ンと登場しサッと消えてしまって
何も喋らなかったカミムスヒ…
実は喋ることできたんだな😅💦
そういえばカムムスヒってオオクニヌシが
やそっとる兄貴達に殺された時に
オオクニヌシの蘇生に手を貸しとるがや😳
こうして…
オオクニヌシとスクナビコナは
共に協力をして国をつくり固めていくんだわ😁🙁
しかし…
國を築きあげたのちに
スクナビコナは海の彼方にあるという
常世国へとさっさと行ってまうんだわ😅💦
無口なまま去っていった😅
…人読んで神様界の高倉健!😅💦
このスクナビコナのことを
オオクニヌシに教えた崩彦は
山田の曾富騰(ソホゾ=かかし)で
足が一本だから歩く事は出来ないが
天の下のことをよく知る神だったんだわ☝️😁
しかしまぁ〜根堅州國の時にも言ったが
オオクニヌシって優しいというか…
優柔不断っていうか…決断できない人っていうか…
とにかく色々な人に支えてもらわなあかん人😅💦
それが國づくりにもあらわれとるがや😅💦
困った時に誰かがついつい手を貸したくなるタイプ…
これがオオクニヌシだがね😅💦
~美諸山の神~
(みもろやまのかみ)
スクナビコナというバディ(相棒)が
海の彼方の常世国へ行ってまったで
オオクニヌシは困り果ててまって
「わやだでかん‼️
この後どうやって一人で
国をつくってたらええんだて❗️
一人じゃ無理だて❗️
どの神と俺はこれから一緒に
國をつくっていったらええんだて‼️』
そう悲しみ嘆いとったんだわな😅💦
すると…海の彼方から
光を照らしながら近づいてくる神が…
「呼ばれて飛び出て
ジャジャジャ~ン!」
……………😳
オオクニヌシが呆気にとられとると
その神は
『しっかりとワテを祀るなら
ワテが国を作りを協力しまひょ❗️
それが出来んちゅうなら
國は成り立たちまへんわ❗️』
そうオオクニヌシに言うんだわ⁉️
だからオオクニヌシは
『どのように御祀りしたらええんだがね❓』
焦りながらもそう問うと…
その神は
『ワテを大和の國の
青垣の様に廻っとる山のうち
東の山の上に祀ったらええんでっせ❗️』
そう答えてきたんだわ😳
この神は
御諸山に鎮座されている神なんだわ❗️
(みもろやま)
この御諸山というのは奈良県桜井市の三輪山の事❗️
この三諸山…ず〜〜〜っと後にまた出てくるで
名前を忘れずに覚えとってちょ😁👍
(写真は自転車奈良旅の時に撮影した三輪山⬇️)
~大年神の神裔~
(オオトシノカミ)
大年神(オオトシノカミ)が
神活須毘神(カムイクスビ)の娘の
伊怒比売(イノヒメ)を
娶り生んだ御子は
大国御魂神(オオクニミタマノカミ)☝️😁
韓神(カラノカミ)☝️😁
曾富理神(ソホリノカミ)☝️😁
白日神(シラヒノカミ)☝️😁
聖神(ヒジリノカミ)☝️😁
併せて五柱☝️😁
また香用比売(カグヨヒメ)を
娶り生んだ御子は
大香山戸臣神(オオカグヤマトオミノカミ)☝️😁
御年神(ミトシノカミ)☝️😁
この二柱✌️😁
また天知迦流美豆比売を
(アマチカルミズヒメ)
娶り生んだ御子は
奥津日子神(オキツヒコノカミ)☝️😁
奥津比売命(オキツヒメノミコト)☝️😁
またの名を
大戸比売神(オオヘヒメノカミ)で
この神は人々が拝み祭る竈(かまど)の神☝️😁
次に大山咋神(オオヤマクヒノカミ)☝️😁
またの名は山末之大主神で
(ヤマスエノオオヌシノカミ)
この神は近淡海国(ちかつおうみのくに)の
比叡山(ひえやま)に鎮座し
また葛野(かずの)の松尾にもにご鎮座し
鳴鏑(なりかぶら)を持っている神☝️😁
次に生んだのは
庭津日神(ニワツヒノカミ)☝️😁
阿須波神(アスハノカミ)☝️😁
波比岐神(ハヒキナカミ)☝️😁
香山戸臣神(カグヤマトミノカミ)☝️😁
羽山戸神(ハヤマトノカミ)☝️😁
庭高津日神(ニワタカツヒノカミ)☝️😁
大土神(オオツチノカミ)☝️😁
またの名を
土之御祖神(ツチノミオヤノカミ)☝️😁
この併せて九柱☝️😁
オオトシノカミの子は
オオクニミタマノカミから
オオツチノカミまで併わせて
十六柱の神なんだわ☝️😁
いや…あの…
古事記に記載されてるのは十七柱なんだが😅
んで…
ハヤマトノカミが
大気都比売神(オオゲツヒメノカミ)を
娶り生んだ御子は
若山咋神(ワカヤマクイノカミ)☝️😁
若年神(ワカトシノカミ)☝️😁
妹の若沙那売神(ワカサナメノカミ)☝️😁
彌豆麻岐神(ミズマキノカミ)☝️😁
夏高津日神(ナツタカツヒノカミ)☝️😁
またの名を
夏之売神(ナツノメノカミ)☝️😁
次に秋毘売神(アキビメノカミ)☝️😁
久々年神(ククトシノカミ)☝️😁
久々紀若室葛根神☝️😁
(ククキワカムロツナネノカミ)
以上のワカヤマクイノカミから
ククキワカムロツナネノカミまで
併せて八柱☝️😁
なぜスサノオの子の大年神の系譜が急に?🤔
大年神は稲の実りをもたらす神だし子孫も含め
オオクニヌシの國づくりに関係しとるで
ここで系譜を出したのかも知れせん😅💦
唐突にこういうのが出てくる…
こういうアバウトさが
古事記の面白さの一つの特徴なんだわ😁
このアバウトさのおかげで我々は
『あ〜でにゃあか❓』『こうでにゃあか❓』
こうして話ができるんだわ😁
こうしてオオクニヌシの國づくりは終わり…
その國づくりの噂は高天原にも伝わり……
何か不穏な空気😅💦
出雲の國の運命は…
どうする大国主❓
どうする❓
さて今回はここまでね😁
続きは
Hickey超訳•古事記 10 で😁