<LuckyFes'24>JAEJOONG、圧巻の歌声「僕の最高最強の夏の祭りになっています」

「みなさんこんにちは。アンニョンハセヨ。去年に引き続き2回目の出演で、LackyFesをすごく楽しみにしていたんですけど、こうやってまた出演できてすごく嬉しいと思っています。久しぶりの日本でのライブなので、すごく(楽しみに)待っていたんですけど、昨日は雨でしたね。ちょっと(天気が)不安だったんですけど……どっちがよかった? 雨? 晴れてよかった?」

 

ステージ上から、フレンズに向かってここまで話したところで、「あっ、このままじゃないんだ。(舞台袖に)戻りたくない(笑)」と笑いを誘ったJAEJOONG。そう、これはまだ本番前の話。彼はサウンドチェックの段階からしっかりと歌声を披露し、フレンズと会話を楽しんでいた。

 

そこから一度ステージ袖に戻り、再び大きな歓声と共にRAINBOW STAGEに姿を表すと、オープニング曲として、カバー曲「GLAMOROUS SKY」(中島美嘉がNANA starring MIKA NAKASHIMA名義でリリース)、続いてHYDEプロデュースの「BREAKING DAWN」を立て続けに披露。のっけから圧巻の声量をフィールドに響き渡らせ、彼が全身全霊をこめたハイトーンは、ステージ上方の青空へと抜けていった。

「みなさん楽しんでますか!? ちょっと暑いね。ちょっとじゃないか。でも僕らの情熱は!(小さい声で)この暑さに負けないぞ」。ユーモラスな話し方でフレンズの笑いを誘うと、「LuckyFesは、僕の夏一番の、最高最強の夏の祭りになっています。こんな最高のフェスに来ないと、夏がもったいないじゃないですか。だから来年もぜひ、こうやって出演させていただきたいと思っています」と、何とも嬉しい、来年の逆出演サプライズ・オファーがステージ上から届けられた。

MC後、韓国語で歌われたのはバラード曲「君のために」。圧巻だったのは曲の終盤。ブレイクを挟んで、彼の歌だけがとても力強く、エモーショナルにこだますると、その場にいた誰しもが、歌、そして人の声が持つパワーのすごさに圧倒されたに違いない。さらに「メロディー」を歌い上げると、続いて壮大なイントロから始まったのは、日本語バージョンの「One Kiss」。これらMC後に歌われた3曲は、今回の彼のステージのハイライトと言ってもよい素晴らしいパフォーマンスであった。

そしてラストは、彼がデビュー20周年を記念して7月1日に韓国でリリースした4thフルアルバム『FLOWER GARDEN』収録の最新曲「Glorious day」。JAEJOONGは7月と8月に来日公演を控えているが、自身のソロライブよりも先に、<LuckyFes>で最新曲が日本初お披露目に。軽快なリズムと爽快なメロディー、加えてステージとフレンズが一体となって歌われる「ウォー、ウォー、ウォー、ウォー!」という大合唱は、まさしくフェスやアリーナライブにピッタリな楽曲。そのエンディング、JAEJOONGは両手を大きく広げ、何度かうなずくと、ステージ上を笑顔でぐるりと回り、そして「ありがとう!」という言葉でライブを締め括った。

 

 

 

セットリスト

1. GLAMOROUS SKY
2. BREAKING DAWN
3. 君のために
4. メロディー
5. One Kiss
6. Glorious day