生後6ヶ月から子供部屋で独りで寝てきた愛娘のバナナ(2歳4ヶ月)。最近、夜中に立て続けに起きて、「マーマー、きーてーくーだーさぁーい」と呼ばれるようになった。
今までも夜中に起きて泣かれることはあったけれど、5分放置するとそのまま寝てくれていたのだが、さすがに「ママ、来てください」と言われてしまうとなかなか放置できず、飛んでいってしまう。そして、どうにかもう一度寝付くまでトントンしつづけるわけなのだが、これがもーつらいのなんの。睡眠時間4時間とか、無理っす。
ついに根を上げて、バナナの部屋に布団を持ち込んで一緒に寝たら最後、頑なにベビーベッドを拒否するようになってしまった。
こちらも何気にバナナと一緒に添い寝をするのは至福だった。あったかいし、かわいいし、愛くるしいし。
でも、このままだと夫婦別室になってしまう。
ただでさえ、すれ違いの多い生活をしている我ら。ベッドに入る時間が違っても少しでも一緒に温もりを感じる時間はないと寂しい。
特に冬は独りで寝るには寒いのです。我らの寝室は。
週末、出かけたりすると車の中で寝落ちしてそのままベッドに運んで朝まで寝てくれるのだが、今日は案の定、ベットで寝たくない!とギャン泣きされた。大好きなクマのぬいぐるみもベッドから追放し、何を言っても「ママとネンネするーーー!」と30分以上泣き続けた。
ただ。今日は最後に急に聞き分けが良くなる不思議な現象が起こる。
「そうかー。ママとネンネしたいんだね、バナナちゃんは。うんうん。ところで、保育園は楽しかった?」
「たのしくなかったー!あーん(ギャン泣き)」
「楽しくなかったの?そうかー。で、誰と遊んだ?りんちゃんと遊んだ?」
「りんちゃんとあそんだー!あーん(まだギャン泣き)」
「ゆずちゃんは?」
「ゆずちゃんも遊んだー。(少しおさまる)」
「大ちゃんは?」
「大ちゃんはいなかった。大ちゃんはお休みだった」
「そーなのー。じゃあ、めいちゃんは?」
「めいちゃんもあそんだよー!(ご機嫌)」
と少しずつ機嫌が治っていき、最後に突然、
「ママ、ダディとネンネしたいの?」
「そうだよ。ママはダディとネンネしたいな」
「じゃぁ、くまちゃんちょうだい」
ベッドから放り出したクマちゃんを渡すと抱っこして「バナ、一人でゴロンするね。ママ、トントンしてね。」
しかも、そのあと「ママ、大好き❤」なーんておっしゃる。急に天使降臨。
そして、5分で寝息をたてはじめた。

ビックリした。

どーした。バナナ。

イヤイヤスイッチはいつも突然予期せずに発動するのだが、天使スイッチたるものの存在自体をしらなかったのに、いきなり出現にして、驚きを隠せない母。

書いとかないとすぐ忘れるので、この幸せ、メモっておきます。

Ps ワサビも無事に断酒してます。日々平和。
ありがたいありがたい。