アレクサンダーさんと、のんちゃんさんの妊娠報告を見ましたが、
そのあと、出生前検査のエヌアイピーティーの血液検査で、陽性が出て、羊水検査を行い、
……という流れを視聴いたしました。
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出生前検査がニュースになったのは、私(43歳)が、短大生のときでした。
友達から、J子は産む?産まない?検査する?って聞かれたことがありますが、
おバカな私は、
お腹のなかの赤ちゃんの脳に針を刺して調べると思っていて、
「怖いからやらない」
って答えていました。
それくらい無知で生きてきて、
35歳でようやく結婚できて、
ご懐妊。
順調に胎児は成長して、出産しました。
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その後、長女が2歳のときに妊娠しました。
心拍確認までの週数遅く、
うーん、ダメかな、……と自分のなかではありました。
2回目は心拍確認できて、3回目も心拍確認……
担当の先生から少し発育も遅いから、出生前検査を旦那さんと相談して決めたほうがいいかもしれない。
と、言われたので、
旦那さんに話して、出生前検査を申し込むことにしました。
4回目、心拍確認。
「出生前検査を受けようと思うんですが、」
と、担当の先生に話しました。すると、
「あーー、やっぱり?ここわかる?首の後ろの浮腫あるねー。出生前検査したほうがいいから、紹介状出しますね」
って見せられたエコーには
ものすごい厚みの浮腫でした。
もう、察しました。この子はダメかもしれない。
それでも心拍がある。
紹介された病院は
家からすごい遠い病院。
電話での説明では、出生前検査の前の検査、出生前検査、結果の3回来院が必要で、旦那さんと2人で来院してください。でした。
中絶できる週数が迫ってるからと、最初は2週間後だったのを早めてくれました。
最初は、エコーと、遺伝子調査です。旦那さんと、私の身内に障害があるかたがいるかなどを調査。
エコーの時点で、やはり浮腫の話になりました。
説明を聞くうち、
私は、泣きながら、中絶を選びました。
初めから羊水検査をしてくれるところは、たぶん、無いです。
血液検査でさえ、3回行かないといけないんです。
(出生前検査の前の検査、出生前検査、結果)
それは、技術や環境、羊水検査をやれる病院が少ないか、人材が少ないからかなと思います。
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中絶を選んだ晩、感じるはずのない胎動を感じ、かかりつけの産婦人科のエコーでは、心拍が無くなっていて、流産になりました。
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中絶できる週数があるのも私は知らずに生きていて、
吸引できる週数も決まっているのを私は知らなくて、
全身麻酔で手術すると思っていたのですが
産みました。
火葬もしました。
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この経験から、
NIPTを受けられる週数というのはわずかな期間であること。
それなりの覚悟も必要なこと。
産まれてくる子は障害があったとしても、たくましいことがわかりました。
妊娠を発表するにあたって、ユーチューブで経過を話すのもつらかっただろうし、ほんとにたくさん調べたんだろうなと伝わりました。
NIPTは、少し残酷かもしれません。

