琉球の始祖アマミキヨは異界から、久高島に降りたって斎場御嶽や玉城城を築いたといわれています。天孫降臨みたいな琉球バージョン。
4月は割と霧が濃い日が多いとの事で、もやもやしています♡
車が無くても那覇からはバスが出ていて、バス停からは20分くらいで着きますが、ほぼ登り坂で、めちゃめちゃ蚊が飛んでます。そして曇っているのに暑い(;´Д`A
↑坂を登りきると、城壁が見えてきます。右側に入り口の穴。
↑石灰岩の石垣の城壁があったそうですが、戦時戦後と米兵により石垣は崩され運び出されたそうです。
琉球のお城は本丸、二の丸などとは言わず、一の郭、二の郭と呼ばれ、本丸にあたるのが一の郭。
↑みるみる間に霧に呑み込まれていくゴルフ場。
一の郭ともやもや♡
入り口からももやもや♡
沖縄は晴れてないとと地元の方は話していましたが、城めぐりには良き♡幻想的です。
一の郭の奥に石造りの王族の祈りの場があります。御嶽(うたき)と呼ばれるその場所は今も地元の方の祈りの場で、ちょうどシーミー(清明祭)前に祈りに来てた方にお会いしました。
↑こちらも御嶽。玉城城は玉陵(たまうどぅん)を起点とするアマミキヨが創った聖地を祈り巡る、東御廻り(あがりうまーい)最後の地。
アマミキヨの子孫が代々琉球王国の国王になったと伝えられていて、三山(北・中・南山)時代、尚氏時代と続きました。
グスク時代は、大和では平安時代後期12世紀前後と考えられていて、首里に城を築城したのは室町時代の15世紀頃。
↑ 曇っていても綺麗な海の知念岬。