武漢肺炎の感染拡大防止のため東京では外出自粛が要請されました。昨日は暖かくてまさに花見日和で、誘惑に負けちゃった人を見て、今日は日本の神さまが、外には出るなと雪を降らせてくれたようです。
で、武漢肺炎という見えない敵と戦うために桃太郎と鬼(コロナ)退治。
↑岡山の桜(5分咲きくらい?)。
桃太郎が鬼ヶ島に旅立ったのは、お姫さまの奪還かお宝の略奪か。
岡山の桃太郎の鬼退治は、吉備津彦命(きびつひこのみこと)が温羅(うら)退治をしたというお話に由来しているようです。温羅の弟が王丹(おに)。
桃太郎は鬼ヶ島への道中に、腰に付けた吉備団子を犬・猿・雉にせがまれて、恵んでやっては家来にし長い道のりを歩きます。
途中には川もあったはず(ダムだけど…)。私の知ってる桃太郎は海を小舟で渡ったとこの鬼ヶ島で鬼退治をしてたような…
岡山の鬼の住処は山の上にあります。その名も鬼城山(きのじょうさん)。お城の名前は鬼ノ城(きのじょう)。
最寄り駅の服部駅からは1時間半くらい。桃太郎のモデルとなった吉備津彦命は吉備津神社を本陣としたらしいので、歩いたら3時間くらい(Google調べ)。
きっと岡山駅あたりが拠点だと思うので、岡山市から吉備津神社までは1時間半くらい。↑見えてきました、鬼ヶ島(鬼ノ城)!!
鬼ノ城は朝鮮の城の造りに似ているらしく温羅は百済から渡来したのではとのこと。製鉄技術をもたらし吉備に伝え一帯を支配したとされます。
窮状を民に訴えられた倭の大王(10代目天皇の崇神天皇)が吉備津彦命を鬼退治に向かわせたとのことです。日本書紀でも古事記でも吉備津彦命は吉備征伐に出てるらしい。
戦いに勝利した桃太郎は鬼から奪った金・銀・珊瑚・綾錦・打ち出の小槌やらを荷車に乗せて持ち帰ったのでした。
↑岡山で見た桃の花。
地元では温羅は実は敬愛されていたのでは?とも言われ鬼も神に祀られているみたいな…。日本書紀も古事記も天皇が神と拡めるための書物だしね。
岡山駅前の桃太郎は鬼ヶ島に睨みを効かせてます(笑)。鬼(コロナ)撃退!!