前回(正確には前々回)の続きです

前回の話から私の活動指針を要約いたしますと
CP
コストパフォーマンスという所に尽きる訳です

これはバルーンアートでも同じ事で
100分の時間と10,000円の材料費をかけて20,000円の価値の作品を生み出すなら
5分の時間で500円の材料費で1,001円の価値の作品を生み出したいと思ってるのです
(材料費というのは労力も含みます)

もちろん千円より二万円の作品の方が圧倒的に優れているでしょう
ですがそれを手にできるのは二万円を支払える人のみです
「千円なら払えるのになぁ」と思う人に対しては何も提供してあげられません

「二万円だろうが二十万だろうがとにかく良い物が欲しい」と言う人は前者を求めれば良いでしょうし
「ソコソコの物をリーズナブルに」と言う人は後者を求めれば良いと思います

それが
住み分け
というものではないでしょうか?

100円の価値のマジックを100円で提供するマジシャンも居れば
50万円の内容を50万円で提供するマジシャンも居るでしょう

ですが私は5万円の内容を5万円で提供するマジシャンで居ようとそう考えて活動しております
「俺のマジックに50万円すら払えない貧乏客なぞ無視無視」と言ってのけちゃうマジシャンも居るでしょうし
「100円でも見せてあげるよ」と言うマジシャンも居るでしょうが
私は私のマジックに対して自分の提示した金額が適した金額であるそう確信しております

コスト一つに対してどれだけの結果が提供できるのか?
それをモットーにこれからもやっていこうと思うのです。