テレホ
って言葉を知ってますか?

今の世のように常(時)接(続)が当然で
何時でも定額でインターネットに接続できる時代では無かった頃は
ネットを使う時は従量課金
つまりネットに繋げば繋ぐ程にお金を取られていた時代がありました

その時代に夜間だけ定額でネットをさせてくれるサービスがありまして
それがテレホーダイ略してテレホなのです

正確には特定の電話番号に対して夜間だけ定額で電話ができるサービスなのですが
プロバイダに対して電話をし続ける事によってネットを定額にできるという裏ワザ的な使い方です

裏ワザと言ってもテレホ自体がネットの普及に後押しされて始まったサービスみたいなものでこの使い方が完全に主流となってました

おっと、今回はテレホの話ではないのでテレホの事はテレホーダイとはかなんかのワードでググってください

そんな事もあり当時はネットというものが一般に当たり前に普及しておらず
ネットをする人というのは言わば選ばれし者だったわけです

これは偉いとか格上という意味ではなく
本当にやりたいと願い夜中に起きてまでやるような者
他人からすれば何でたかがあんな事くらいに体力と時間と金使ってんの?くらいの事を
敢えてやる者という意味です

"好きだからやる"
"他人に無駄と思われようがやる"
そんな人間がネットの中の殆どを占められてました

ですのでネットに入ってくる人間はだいたい似通っていて
共通のマナーやルールを暗黙の了解として理解し守っていたような気がします

ネット特有のエチケット略してネチケットと呼ばれるものです

今ではネチケットなんて言葉すら知らない者がネットを闊歩していて
自分ルールで自己判断で処理するそんな風潮が蔓延してます

そんな風潮に眉をひそめる今日この頃なのです

To be continued