朝ご飯を食いっぱぐれた私は、マー太を通級先に送り届けてからひとりファミレスで朝ご飯中

数人のサラリーマンらしき人以外はいない店内

驚くほど無愛想なスタッフが
『お済みのお皿、お下げしてよろしかったでしょうか?』
よろしかったかどうかは知らないけど、下げれば?

数分前に入店してきた女子学生
学校は?
入試期間で休み?
知らないけど、もう少し小声で話したらどう?
口笛吹くのやめなよ
思わずひっぱたきたくなる
拳は握らないから安心してね

コーヒー飲み終わったらメガネ屋に行かないと

マー太の新しいルーペを買いに

始発バスでマー太を送り届け

今から都心へ

そしてまたこの場所に戻り

月に一回の集団活動のため、午後は大根を抜きに行かなければならないらしい

帰宅したらマー太の在籍校の宿題を見て
すぐに空手の稽古

私の休み
終わったじゃん

明日は朝から一日中仕事

やっぱり私
お母さんにむいてないな

通級先の先生は
在籍校の担任とよく話をして
とか言うけれど
顔も見たくないのに話せるはずがない

ちなみに通級先の先生も、空手の先生になりたいと言ったマー太に
『夢を持つのはいいけれど、夢だけで生きていけないから人より勉強しないと』と言った

視覚障がい児は夢を見ることも許されないらしい