2011年3月11日

東京電力福島第一原発大事故

地球温暖化は、更に進む！

かつてのペスト、スペイン風邪、コロナウイルス以上の危険が、今も、確実に、徐々に徐々に、侵攻している。人類に忍び寄る破滅への道。人々は、その気配を感じているが、まだまだ、大丈夫だろうと、日々の生活に追われている。

自分一人で、何が、できる？

日本の世界の政治に、政治家らに期待出来ない！

そういう貴方に、この長編小説は、問題提起します。その解決方法を提示します。どうすれば、よいのか？

共に、考えましょう！

希望の星は、長編小説の真の主人公、黒ゴジラ恐竜皇帝ティラミスと彼の仲間同志か？それとも、近未来の核兵器使用で、核の冬で、もはや、手遅れか？

2011年3月21日の午後5時前

千葉県最南端の東京湾と太平洋を臨む町、海辺の美しい町、館山市内にて。

語り手のこけるさんは、「ブックオフ」店から、「ケーズデンキ」店へ、歩いて移動する。そこには、予想通り、メイさんが、大型テレビを見ている。場面説明は、前回の投稿を、お読みください。

長編小説BI前回の続き

わしは、「ケーズデンキ」店へと、歩きながら、覚悟を決めたな。

このままじゃな、

あの世で、師匠、一九先生と、お会いした時に、

「お前なんぞに、一九の弟子と認めぬ。十返捨四九八九の戯作者名を返上されよ」と、

不肖の弟子は、先生に叱りつけられそうじゃな。

先生は、生涯、月と旅とご飯と酒を愛されましたが、わしは、酒だけは、愛し過ぎないように、せねばなるまいな。

酒は、控(ひか)えようぞ！

適量をたしなむべし！！

酒だけは、師匠の真似をすまい。

酔生夢死(すいせいむし)にならぬためにな。

わしは、午後5時過ぎに「ブックオフ」を出て、7分後に、家電量販店「ケーズデンキ」に着いた。

すぐ、2階に上がると、帽子をかぶった、後ろ姿のメイさんを見つけた。

ピッタシ、カンカンであったな。

思えば、わしは、三月十一日、あの日の午後3時過ぎ、メイさんと同じ場所にいて、大型テレビを見入っておったな。

わしは、メイさんに近づいて、彼の背中を、黒ゴジラのデカ頭でつついた。メイさんは、わしと黒ゴジラに気づいた。

振り向いたメイさんは、黒ゴジラのデカ頭を、二度、更に、もう1回、

撫でてくれた。

「こけるさん、こんにちは。

黒ゴジラ君も、こんにちは。

三人で、

被災地の実況中継レポートを見ましょうか」

わしは、相棒黒ゴジラを右手で持ったまま、奴の顔を大型スクリーンに向けた。

「メイさん、

わしは、ちょうど十日前の午後3時過ぎ、ここで、大型テレビを、ずっと見ていましたよ。

いつも穏(おだ)やかだった大地が、大地震となって怒り狂う。

穏やかだった三陸沖が、突然、狂ったように、大量の海水を、陸地に向かって、突っ放す。押し流す。

安定した土地が、突然、酔っ払ったように、左右上下に揺れ動く。

青い海が、突然、黒い濁流となって、海辺の町や村を襲う。

信じられない！！！

メイさん、

わしらは、次々に制作される娯楽パニック映画を、はらはらドキドキしながらも、楽しんでおる。

飲んで、食べながら、精神的な余裕を持って、虚構の災害を楽しんでおる。

甘いぞ！

人間どもよ！！

心を入れ替えよ！！！

大地も、時には、動くぞ！

海底も、時には、動くぞ！

地球を、自然を、甘くみるなよ！！

メイさん、

わしは、そんな風に、言われておるような気がしてならなかったのじゃ」

メイさんは、哲学者でもあった。

「こけるさん、

地球も、私たちと同じだからですよ。地球も、生きているからですよ。変化するし、破壊も、する。

そして、最後に、死にます。

地球も、私たちと同じです。

生命です」

「メイさんや、

地球が、どーーーでかい生命なら、

わしら人間は、生命の星、地球の小さな小さな小さな生命ですな」

「こけるさん、

いい表現ですね」

終わり

いいね！ありがとうございます。

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comfortーzoneooxさんへ

長編小説BIに突入しました。

長編小説BI00まで、頑張って、投稿します。いいね！をいただいた某ブロガーさんからの引用文です。

成功する人は、成功するまで辞めません。

失敗する人は、途中で、諦めます。

確かに、その通りですね。

長編小説BI黒ゴジラからの地球人への警告」下を押せば、物語が、読めます！

長編小説BI「黒ゴジラからの地球人への警告」下を押せば、物語が読めます！