次の日始業式・・・


陽菜と由紀は一応学校を休んだ。


俺たち2人は彼女の家へ

ちゃんと行くようにしていた。


翌日から学校行くことになり、


佐江も由紀の家へ迎えに行った。


ちゃんと手を繋いで。



もちろん、優も陽菜の家へ行き

一緒に学校に行った。




それから数日・・・


日に日に由紀も陽菜も元気になっていき・・・



佐江の家に由紀が来ている。



まあ家に上がる=楽しいことなんだけど・・・



この間あったからこそ、キスもしていなかった。



お互い、そういうことを最近避けている感じだった。


というか、もしかしたら佐江の方がいま敏感なのかもしれない・・・


佐江、最近そこまで由紀にべったり

くっつくことができなくなっていたから・・・

あとね、由紀後ろから抱きつかれたりされるのが


あの日の恐怖を思い出して一気に怖がる。



だから、話しかけるのも絶対前からだし、

そういう配慮もしている。


多分あれから、お互いがどこがぎくしゃくしていたのかもしれない。


でも、今日由紀に言われた。


「最近、佐江ちゃん全然私の目を見てくれない。

寂しい」って。


佐江はやばいって思った。


だから、抱きしめて言ったんだ。

「ごめん、どうしても佐江、由紀の顔

見れない自分がいて付き合っていいのかなとか

急に不安になる自分がいて、困るよね。

こんなんじゃ・・


気をつけるから、ごめん。」


すると、由紀が

「佐江ちゃん・・・」


そう言って佐江にキスをしてくる。


ちょっと久々だった。

なんか嬉しかった。。



ここ最近だと家に来たら、佐江ちゃんのベットに

座って佐江ちゃんが後ろから私の体を触るのが

習慣的だった・・・


でも、さすがにそれはできず、

でもなんかもしかしたら私のこと汚いって思われたのかな?

って思って寂しくて・・・


本当はあの日の事があったから怖かったけど

でも、それでも佐江ちゃんとは楽しいことしたいって

思ってちょっと頑張って、佐江ちゃんの前で下着姿になる・・・


佐江ちゃんやめなって止められて、やっぱ

嫌なのかな?って思って寂しくて・・・


涙が止まらなかった。


私は言った。

「佐江ちゃん、もう私知らない人にあんなことされたから

汚いって思われたのかな?って心配で・・・」


そういうと、佐江ちゃんは

「そうじゃないよ。そんな風に思ったことない。でも、

今は由紀の体が心配だからって。

これ以上、恐怖心感じてほしくないからって」



それでもいいよって私は下着姿になる。



佐江ちゃんに下着を取られ、私は今

上半身裸になった。

佐江ちゃんは私の突起部を咥えている。


やっぱり、体は急に震えだしたんだ。


佐江ちゃんの言った通りだった。



それに気づいた佐江ちゃんは唇を離し、

「体が怖がっていうるからやめよう。

由紀がかわいいのも分かってるし、

大好きだから、これ以上怖い思いさせたくないし

無理もしてほしくない」

って。


「それに、お前の体は世界で1番かわいいし、

美乳だ」って。


だからお互いが成立した時にまた

楽しもうって。

服を着せられる。


「由紀はかわいいから、ずっと笑顔を

見ていたいって」


嬉しくて幸せだった。



一方で陽菜も同じことを考えていたみたいで・・・


でもやっぱ怖くなったのは一緒で・・・


優に止められた。


でも、優はやっぱりいまだに由紀の事が1番好きだから


陽菜はそれも気にし過ぎていたんだ。



「ゆきりんの体、あの日見たから

やっぱ陽菜よりもかわいいって思ったよね。


忘れられるわけないもんね」って。


でも優ちゃんは、「確かに由紀の事は好きだけど

でも今は陽菜と付き合ってて陽菜が大事だよ。

それに、拒否してるつもりなくて、

そんな震えられたら俺だって怖くて仕方がなくなる。


そんな焦らなくていい。

別れたりとか絶対しないから。」


って。




お互いがそれぞれ少しずつ大人になろうとしていたんだ。