告白して、それから先輩に距離


おかれるかもって思っていたけど、



逆に、今までよりも仲良くなれた気がしていた。


同時に、やっぱり諦めたくないなって思いも


強くなっていた。



告白してからすぐ、優子先輩の部屋付近通ったときに


佐江先輩と優子先輩が話してる声が聞こえた。



2人は私の話をしていたんだ。




優子「ゆきりんに告白されたんでしょ?」



佐江「今のゆきりんの気持ちをすぐにいいよって


言えなかったから。



すごく佐江に対して気を遣っていたりしている部分もあって

まもってあげなきゃって気持ちはすごくあるけど・・・



何にもこたえ言えなかった。


それに、前田先輩のことまだ確実に

気持ちついたわけでもなかったしね・・・。



その気持ちで、ゆきりんに返事しちゃったら

悪いし。」


優子「でも、ゆきりんきっと、すごく優しくて気を遣う子

だから、勇気ふりしぼった結果だし、相当な覚悟で言ったと思うから

責任もって対応してあげなよ。


あんなにかわいいんだし、私はあんな素直でいい子

佐江にはあってると思うから。」



私の話を真剣にしてくれることになんだか

嬉しかった。




夜、小嶋先輩が仕事で優子先輩部屋で1人でいたから

話に言ってみた。


この間2人で話していたこと、いろいろと話した。



「佐江は佐江なりに悩んで考えたことだと思うし、

ゆきりんのことは大事に思ってるって言ってたから

これからも、佐江のこと嫌いにならないであげてほしい。



親友としてこれだけはお願い。」



初めて好きになった人、簡単に嫌いになれるわけないじゃん

ってね。