今日から高校生。 私は、佐江ちゃんと一緒に高校まで行く。

高校は、自転車で30分。 そんなに遠い距離ではない。 この高校は私立。
なぜ、この高校か?
佐江ちゃんのお姉さんがこの高校の卒業生だったから。
それに、このあたりでは有名な美男美女が入れるっていう 噂もある高校。




つまり、この学校に入れると、モデルになったり、芸能界デビュー する子もできるため、結構すごいなって思われる。

学校について、1年生の教室へ。 クラスが2クラスのみ。 Aか、B。

名前を探すと、私と佐江ちゃん一緒のクラス!! よろしくって言った。

クラスの人見てて、知ってる名前。 渡辺麻友。 そう思って、クラスに入ると小学校から仲良しの麻友がいた。
麻友「あー、ゆきりん!この高校にしたんだねー 同じクラスじゃん。佐江君も!よろしく!」
由紀「麻友がここ受けてるって知らなかったー 私だけかと思った。よろしくね!!」
佐江「麻友もいたんだー。よろしく!!」

クラスは30人クラス。 名前順に席に名前が貼ってあり、そこに座る。
佐江ちゃんも麻友もだいぶ後ろの方で 私はか行だから、席はバラバラ。
私の隣の席の子は爽やかイケメン 北原君って 言う 子だった。
よく見ると、男女確かに、男子はジャニーズみたいに かっこいいし、女子は私以外みんな美人でかわいい。

これから3年間高校生活送るんだって思った。
入学式を1時間ちょっと行って、ホームルーム。
年間スケジュールと時間割と高校生活について書かれている 様々な書類を渡された。
年間スケジュールを見てたら5月GW開け、ある行事が 記されていた。 「
全学年 男女混合性授業」 これ何? 周りがザワザワし始め、担任の20代後半の女の先生が言った。

「この学校では、毎年5月と12月ごろ性授業を行います。 簡単に言えば、実習として行い6月に実技試験と筆記試験があります。 保健の成績になるため、全員強制参加となります。 少ししたら、男女1対1での面談をして誰としたいかの アンケートとるので、知っておいてください。」

何それー? てか、優子ちゃんと、麻里子ちゃん在学中 そんなことしてたの? 1回も言ってくれなかったー。

帰り、親には言えず、佐江ちゃんと麻友と一緒に帰る。
麻友は家あまり近くじゃないから10分くらいだけ一緒。 佐江ちゃんとさっきの先生の話になった。

由紀「佐江ちゃん、優子ちゃんと、麻里ちゃんから聞いてた?」

佐江「なんか、そういう系のことで悩んでたけど これだとは思わなかった。 優子姉もちゃんと言わないし・・・。 優子姉と麻里姉に聞いてみない?家きなよ。」

私はうんって言って、宮澤家に入った。 優子「あっ、佐江お疲れー。 あーゆきじゃん!!制服似合ってる。 入学おめでとう。1年だけど。一緒の高校嬉しいよ。」

由紀’「優子ちゃんに話があるんです。 優子ちゃんはこの行事2年やってきたんですよね? 何で私が入るって言った時教えてくれなかったんですか?」

優子「言えないでしょー。
私も麻里姉に言われてなくて、ちょうど今年もGW明けにあるよねー。 1年の最初は泣きわめいたね。 あれ、親に言ったら大変なことになるから、内緒にして。 テストも大変だった。2人とも頑張ってよ。 てか、あんたたちですればいいのに。 アドバイスはするけど、頑張って!!」

佐江「テストって恥ずかしいの?」




優子「みんなの前でする。 でも、テストだからみんな後ろ向きで声だけ聞こえるの。 2年・3年はするだけだからもう慣れてるよねー。」



そう言って、優子ちゃんは言ってしまった。



私、大丈夫かなってめっちゃ不安になった。