佐江の中で、キスされてそのあと


なんか不思議な感覚を持っている。


才加に対しての気持ち、由紀に対しての気持ち


どっちにしても好きって気持ち。



喘息になった由紀に今、こんなこと言えない。


才加は違うって自分に言い聞かせなきゃ・・。





検診するため、由紀の病室へ。


佐江「由紀、喉と音聞くね。

口開けてー。

ちょっと腫れてるから、薬塗って・・・

あと、パジャマファースナー下ろすね・・・。」


由紀、ちょっと体調悪化してるな・・

佐江のせいだ涙



由紀「佐江ちゃん、私大丈夫かな?」


佐江「佐江のせいだよね。大丈夫。

安静にしていれば、また戻るからね。」


由紀「うん。わかった!!」


由紀はいい子にしている。



由紀の顔見ててやっぱり、佐江は由紀を

手放せないって改めて思った。



そして、その1週間後・・・


由紀は、ご飯も軟飯から、常食メニュー食べれるほど

体調は回復した。

もちろん、無理は厳禁だけど。

主治医は佐江だけど、全体的な決断は大島先生で、

ちょっとある相談してみた。


ご飯食べてるときにね。


佐江「あー、大島先生。

由紀、だいぶ体調回復したので、また1日外出許可だしてもいいですか?」



大島「まあ、いいならいいけど・・。

するなら、前日にきちんと検査は受けさせてよ。

あと、佐江たちイチャイチャし過ぎ。

夜、なんか声聞こえてるって周りの病室からクレーム来てるから。


上の先生たちにバレたら最悪だからね。


佐江が気をつけないと、由紀はどんどん

離れなくなるよ。

辛いのはあなたたちなんだから。」


佐江「以後気をつけます。


でも、陽菜さんと先生も良くイチャイチャしてるの

由紀が目撃してますよ。


陽菜さんにちょっかい出す先生の姿を・・・



患者さんの近くではやらない方がいいかと・・・。」




大島「忠告ありがとう。

そういうことだから、検査はしてね。」



明日、検査して以上がなかったら

由紀がちょっと前に言ってた場所に連れてってあげようと思った。



由紀に夜報告。

佐江「由紀、明日検査して異常がなかったら、

由紀が行きたがってたプール行かない?

佐江、ほんとはあんまり嫌だけど、由紀が行きたいって

言うなら連れてってあげる!!

どう?」



由紀「本当?嫌なのに連れてってくれるの?」


佐江「まあ、それくらいしか佐江もしてあげれてないしさ・・。

主治医なのにあんま役立たずだし・・。」


由紀「行きたい!検査ひっかからなかったらいいなー。」




お互いそう思って、1日が終わりました。