由紀side





夜、全然眠れない。 佐江ちゃんと秋元さんヨリ戻すのかな? そう思ったら寝れなくなった・・・ 不安になったな・・・。

朝、すがすがしく佐江ちゃんは部屋にきた。 寝れなかった私。
目にクマが・・・。


佐江「由紀、どうしたの?クマ? 寝れなかった??」

由紀「佐江ちゃんのこと考えてたから・・・ 2人って付き合うの?戻るの?」

佐江「2人って?」

由紀「佐江ちゃんと秋元さん。 秋元さん言ってた。まだ、未練あるって。 胴なの?」


佐江「才加、他に好きな人いるって言ってたし、 佐江今付き合ってるの由紀かいないし・・・。 大丈夫だから。」


そう言って。キスされた。 信じなきゃ。 でもね、その不安はあの人が来たことで よりどんどん辛くなっていった。 3日後、また秋元さん来た。 佐江ちゃんと今、屋上で話してる。 笑ってる2人見て、そばにいれず 少し離れて、また佐江ちゃんが外来呼ばれてるから 呼びに行こうとしたとき、衝撃的な瞬間を 見た。

佐江ちゃんと秋元さんキスしてた。

今のは何かの間違いって自分で思ってゆっくり 後ろにさがる。 下がって、近くのバケツに足ぶつけちゃって・・・

コツン

2人に気づかれた・・・

私は涙を流しながら、走っちゃいけないのに走る。
信じたくない。そう思いながら。 必死に走って、喘息が出て私はそのまま倒れた。


佐江side
才加に話があるって言われた。
佐江「仕事中だから簡潔にね。」
才加「佐江にこの間、会って思った。
やっぱ、佐江の事いまだに好きだ。 俺から、振って今更って感じだけど・・・ でも、やっぱあれ以降ずっと佐江の事考えてた。 由紀がいることは分かってる。 それでも、好きだ。」


佐江「ごめん。佐江はもう、才加は友達、幼馴染って関係に 戻ってる。 それに、恋人は今は由紀だけ。 佐江は、彼女を守りたいし、ずっと一緒に居たいって思ってる。 だからごめん。」

佐江が逃げようとした時、才加に抱きしめられ ふいに唇に違和感・・・

その時にコツン・・・
何か音なった・・・ 慌てて走る音が聞こえもしや?由紀? 走って追いかけると喘息の由紀が無理して走って 倒れてた。


佐江「由紀?? 誰か、ストレッチャー、吸入器持ってきてー。」
由紀にあんなの見せちゃったからダメージでかくなるし心の傷がもっと深くなっちゃう。 佐江は懸命に由紀の治療をした。



1時間して、ようやく由紀の喘息も落ち着いた。

佐江「もう大丈夫だから。走っちゃダメじゃん。 でも、ごめんね。見ちゃいけないことみたよね。 でも、あれは一方的にされたことで、ありえないから。 それだけは分かってほしい。 大切なのは由紀だけだから。」


由紀「ほんと?秋元さんに戻る気無いの? 久々にして、そういう気持ちならなかった? 佐江ちゃんは、自由に 決めていいんだよ。」


佐江「佐江があなたといないからいいの。 ほら、疲れただろうから寝なさい。」 佐江は由紀の隣にいた。



でも、若干モヤモヤが残った