このシゴトがスキ
訪問介護
先日訪問したおばあちゃん
サービス内容は調理、掃除など諸々
昔、体育の先生をされてあったそうで、今は亡きご主人は社会の先生だったそう 子供はできなかったとのこと
背筋もピンと伸び無駄な贅肉なんてないように見える
品もあり家の中は物は少なくこざっぱりしている
そんなおばあちゃんに「今日は何を作りましょうか…。」と問いかけると
棚から長崎皿うどんを持って来られ「これが食べたいの。食べたことがないの。」
「皿うどん、いいですね!早速作りますね。」
そう言った時のおばあちゃんの目の輝きようときたら!
小さい子供のようにこんなに喜んでくれるなんて
ついワタシも嬉しくなり調理の準備に取り掛かる
豚肉、キャベツ、人参、玉ねぎに…皿うどんの袋を開封し麺を見た途端、違和感が…ん?麺の色がおかしいな
消費期限を見ると3年前に切れてる!
おばあちゃん認知症だった 危ない、危ない
おばあちゃんにそのことを伝え急遽冷凍ギョーザを焼くことに
「人が焼いたギョーザは美味しいわ!」
焼いただけの冷凍ギョーザ
大したことしてないのにその一言でココロがじんわり温かくなって
あぁ、ワタシはこのシゴトがやっぱりスキなんだと実感することができました
数分したら、さっきから何度も聞かせてくれる庭師さんが植木の剪定に来てくれたことをまた話してくれるんだろうな…
その度にワタシは初めて聞いたかのように、お庭がキレイになりましたね…と相槌をうつ
この繰り返しでいいんだな…
そのうちワタシの顔も忘れてしまい、そして少しずつ出来ることも減っていくんだろうな
お空に帰る準備を少しずつしていくのかな
おばあちゃんが日々心穏やかに過ごせるようワタシにできることはやらせていただきます
「最近、物忘れが酷いのよー。」
「ワタシもですよー!」