愛と義の神

愛の神だからキリストによってなんでも赦されるということですが、だから欲の奴隷になって罪を犯し続けてもいいということにはならない。

これは義の神であるためキリストによって赦される以外には赦されることはない、キリストによってのみ赦されるということから来る。

キリストによってのみ赦されるとは、キリストだけを信じることが必要であって、キリスト以外の何も信じてはいけないことを意味する。

世の価値観ではたくさん所有することが幸福であるから、あれが必要、これが必要と不必要なものまで求めてしまう。
だが、聖書の価値観はキリストがいればそれ以外を信じる必要はない、キリストがともにいるという事実だけでいいということ。
神様が必要なものをすべてくれるので、不必要なものを求める欲の奴隷にはなり得ない。
聖書の価値観に立てば、キリストを知っていること、キリストのみを頼っていることが何よりも喜ばしい状態なので、世の価値観においては厳しいみじめな状態であっても信仰によって聖書の価値観を信じることで心に平安が与えられる。

聖書の価値観にとどまること、キリストにとどまることで苦境は苦境ではなくなる。