筑紫にある「命つくし神」の伝承。

酷似の話は、同神の由緒を意味していた。

すべて彼らに繋がる。

 

先日、基山(きざん)に登った。
基山は五十猛命が木の種を始めに植えた、植林発祥の山とされる。

基はもと。
ここから色んなことが繋がった。

麓の荒穂神社には、「基山の山頂から、神が乗った馬がつけた蹄の跡」がある石がある。

山頂の神と荒穂神社の神は同じだと示唆しているのだ。

 

 

基山は五十猛命が木の種を始めに植えた、植林発祥の山。

 

 

 

 

山道に入って30分くらい。
頂上付近は、広い草地。

 

 

基肄城(きいじょう)の石碑(昔の山城)。
奥に見える建物が展望台。

 

                                       
こちらは、ほぼ北東の方向。
四王寺山や宝満山、その先、遠くには英彦山がある。 
 

 

写真中央より少し左側に四角い台地があるが、そこが基山のほんとの頂上。
麓にある荒穂神社は、この頂上にあったそう。

神社には、「基山の山頂から、神が乗った馬がつけた蹄の跡」がある石がある。

山頂の神と荒穂神社の神は同じだと示唆しているのだ。

 

さらにもう一つの石には、

「荒穂の神が投げた石が高良大社の社殿の下にある」と。

荒穂の神と高良の神は同神ということになる。

 


頂上にある霊霊石(たまたまいし)。
 

                                  .
山の方向が書かれた石板。

左から筑紫野町、宝満山、大根地山・・・。
宝満山は霊山であり、御笠山とも言われている。
 

                             
西側にある草スキー場。
九千部(くせんぶ)、脊振山系の山々。

奥の薄く見える高い山が脊振山。

糸島の十坊山まで、70キロを縦走することができる。

 

山頂にいた時、脊振山とのラインを強く感じた。


基山は「筑紫三山」の一つ。
感じるならば、他の二つの山(飯盛山、若杉山)とのラインだろうと思っていたのだが。
その結界とは別の何か。

それともう一つ、気になった方向があった。

 


次回は、この山の麓にある荒穂神社。

 

 

  ↓後の記事 

 

 

( つづく )

 

 

*記事内の考察や写真、イラストなどの無断使用はご遠慮ください。

 

*********************************

 

X(Twitter)

古代や神のこと、少しずつつぶやきます。

小分けなので分かりやすいかもです爆  笑

フォローお願いします笑ううさぎ

 

https://x.com/sakura15335