福岡の「結びの山」。

それは、ARIONが告げた「三四五の封印」の一つだった。 

それが指し示すのは、饒速日命である天照大神。

 

若杉山の麓に移された「太祖宮」が、三角の頂点にある(地図右上)。
ARIONが告げた「三四五の封印」は、奈良でも山が全てではなかった。

 

 

それを初めて感じたのは、飯盛山の山頂だった。

あれは結界。

何かから守るための。

 

まるで、海に「開かれて(向かって)」いて、海からのものを阻んでいるように思えた。
すると、上の記事のコメントで天澤さんが教えてくださった。
 

若杉と飯森を結ぶ線が
基山から若杉と
基山から飯森を結ぶ線よりも
何故だか
外側からの何かに向け
「踏ん張っている」ように見えるので
力場みたいなものが在るのかも知れません

「線の真ん中が熱い気がする」(これはメッセで)


やはりそうか。
この辺り何かあるはずだ。
今回、地図の上にラインを引いて、鳥肌が立ちました。

 

(地図はGooglmap) 

飯盛山と若杉山を結ぶラインの真ん中に星マークを付けた。
オレンジのライン「真の道」とほぼ交差する地点。

神話にあった「真の道が続き・・・」というあの線だ。

 

 

それを北に向かうと「筥崎宮」があり、宮司さんもそれをご存知だったという、あのライン。


ライン上の星のマークの場所は、「塩原(しおばる)」。
そう言えば、あの辺りにある神社で、
「学校を作ろうと、神社の木を切ろうとしたら次々と怪我人が出たので、木を切らなかった」
という話がある。

それは、「神社の場所が重要である」ということ。
どこの神社のことだっただろう?と調べたら、

「熊野道祖神社」
その場所は、まさに星のマークの地点にあった。
 

御祭神は、イザナギ神、久那斗(くなど)神。
八街(やちまた)比古神、八街比売神。
(八街の神は、猿田彦神=饒速日命)

 


くなどの神は、又の名を塞其黄泉大神(塞にいます黄泉大神)。
イザナギが、黄泉とこの世の境に置いたという大岩を象徴しているという神。
 
黄泉との境にあり、黄泉の者が来ないようにしているのだ。
 
「真の道」は、それを強固にするため。
また、これらの物語から「神話」が創作されたのだ。

飯盛山の飯盛神社には、イザナミ神。
若杉山の太祖神社には、イザナギ神が祀られている。

「神話」は、元になる話があり、その場所が特定されないように、いくつかの場所を織り交ぜているように思われる。


< 筑紫三山と神功皇后 >

この「筑紫三山」のラインを創ったのは、神功皇后。
それぞれの山(神社)に、彼女の足跡が残されていた。

こちらの彼女の伝承には「イルヰ」という、怪物のような描写をされたものが出てくる。
羽白熊鷲など、羽が生え人を攫ったとあり、「まつろわない豪族」のことだとは思えない記述がある。

もしもそうだとすると、否、そうだからこその、このラインなのかもしない。
こうした結界は、人には無意味だからだ。
と、すれば、何に対しての結界だったのか・・・。
 
 

「大和の三四五の封印」が示す「三島神社」。
三島の神は、饒速日命だった。
「筑紫の三四五の封印」が示すのは「脊振山」。

 

脊振には彼らが祀られていたのだ。