ここで、たびたび記事に出る 「儺の国の星」、解説。

(次の話にも出るので)
 

真鍋大覚 著  福岡県那珂川市 発行

那珂川に伝わる「星の古語」や「土地の伝承」「祭事」「古語の解説」などが記された大変貴重な本。

 

真鍋氏の先祖は物部氏であり、太宰府政庁で星読みの職をしていました。

 

真鍋氏に、香椎宮の当時の宮司が、
「斯くの如き由緒ある土地には必ずや日本の文化を支えてきた観星の古語が残存していることと思ふので、今のうちに寸暇を工面して後世に書物を残すことを進言しておかれた」

のが執筆された動悸。

香椎宮司、木下祝夫博士は、高松宮殿下の御下命を承り、古事記の独逸語翻訳に生涯を尽くす。
(それ故の、進言か)

真鍋氏の先祖は遠く常陸石岡の出で、鹿島の神官を務め、慶長の後、那珂川の肥前境に帰ってきた。
(本文より。↑これ、後に「繋がって」いきます。)

 

古来、「那珂川山田のおぎわら橋」の辺りが「岩戸(禊の地)」と呼ばれていた理由も、解説されています。

 

「広報 那珂川」に連載されていたものを、那珂川市(当時は、町)がまとめ発行したもの。

「儺の国の星」と続編「儺の国の星 拾遺」がある。


那珂川市後野(うしろの)公民館に依頼すると、一冊1200円(だったか)+送料で送ってくれる。

でももう、在庫ないかなぁ。

たまに、再販されます。

 

また、借りるだけでしたら、お近くの図書館を通してできます。

ご興味のある方は、ぜひ一読いただければ幸いです。

 

「儺の国の星」から、繋がったことがたくさんありました。

後々、記述します。

 

( 次は、流れに戻ります )