先日の山行。
”繋がる”ので、奈良の旅と話は逸れるがUP。
 

脊振山系は、福岡市の背後に連なる山々。
その中で一番高いのが「脊振山」。

 

まだ雪が残ってるとのことで行ってきた。
 

 

まずは、下宮から参拝。
ここからスタート。

 

 

脊振神社下宮。
御祭神は市杵島姫命。
しかし、脊振山の神は、他にもおられる。
 

 
市杵島姫命は弁財天と習合されている。
ご挨拶と上宮への登山の無事を祈願。
 

 

 
 

 

境内に、白蛇社もある。
登山口へはこの下宮から1.7キロ、車道を登っていく。

 

 

ここで登山靴にチェーンスパイク(軽アイゼン)をつけた。
この道は上宮への参道になる。

 

 

雪は固めなんで、アイゼンを付けてなくてもいける感じ。
でも踏み込めないので付けててもいいかな、という程度。

 

雪で足元が分からないので、登山道から逸れないように歩いた。
(普段は道なき道を藪漕ぎ、ショートカットもする^^;)

 

 

ここで一番好きな大杉。
樹齢400年だそう。

 

 

何度か渡渉。
アイゼンを付けてても渡れた。
大石だと踏めないかも。

 

 

最大40センチくらい積もっていた。

 

 

自衛隊横の駐車場に到着。
真っ白。
四駆の跡がある。
この軽は降る前に停めたのかな。

ここまで麓から車で上がって来られる。
車道の突き当りが基地で、向かって右側に入るとこの駐車場。

車で背振山の山頂に来る人はここに停める。

 

 

自衛隊前の車道を横切り、階段を上がる。

 

 

途中、役の小角さんの像が、基地の中に。
遠ーい。

 

 
頂上!

石の鳥居とメロンドーム!

 

 

脊振神社上宮と自衛隊のレーダードーム。

なかなか凄いコラボ。

基地があるおかげで、ここまでの車道も綺麗で、気軽に来られる。
ご来光を見に来られる方もいるそう。

でも、雪のシーズンはたまに路面が凍ってるので、チェーンが無いと厳しい時も。

脊振は、福岡の「壁」なのだ。

 

 

博多湾方向。
霞んでる。

 

 

南西方向。
お!あれは長崎の雲仙!

 

 

アップ。
霞かな?雲海かな?
めっちゃ綺麗! 

 


脊振山 1054.6m

初めてここに来たのは4年前。
3月の中旬なのにまだ雪があった。

登山者の方が、下から雪道を来たと言われてて、自分には到底無理だと思ってた。
(駐車場まで車で来てた)

その後、山行するようになってからは「雪の脊振参道を歩いてここまで来たい」と思うように。
念願叶った。

4年越し。
 

(下のは、その時の別ブログへのリンク)

(「脊振神社 下社 ~佐賀県神埼市~」)

(「脊振神社 上社 ~佐賀県神埼市~」)

 

(「脊振山 登山」)←(雪のない時の登山*自然が美しい)
 

この後、もう一度、下宮に参拝。

無事帰還のお礼をした。

 

地元の方が片付けをしてらして「距離を保って」会話。

どこでも誰とでも、お互いに山が好きと分かると瞬間的に意気投合。

「脊振行くなら、先に参らんと」

「登る前も挨拶して行きましたよ!今日は二回目ですよ!爆  笑

 

うちは麓に下宮があると、なるべくそこにご挨拶してから、上宮に行く。

その方が礼儀にかなってるような気がするからだ。

 

更に言うと、本来の宮は上宮。

自分の足でしんどい思いをして上宮に参ってこそ、繋る。

 

山の上にこそ、神の宮がある。

だから「神功皇后」はあちこちの山に登ったのだ。

 

下宮は、それが出来ない方々の為の仮のお社。

遥拝所。

 


遥拝所もいいけど、本宮に行きたい!
と思う気持ちが神社好きの性。

これで登山にはまった。
 

                                      *


あの時は分からなかったことが、今回分かった。

(   つづく   )

 

                                           *

 

こちらでは全く関係ないですが、

福岡の大寒波の時に山行して見た氷瀑

感動しました!

                          ↓
(「自宅 to 難所ヶ滝の氷瀑」)

自然は癒し!(*^^*)