( ① ~神、饒速日命と十種神宝~の続き)  

              

その饒速日命がもたらした十種神宝の二つの玉は、「死人をも蘇らせる力」があるという。

石上神宮のひふみ祓詞が伝えている。


「死人をも蘇らせる?」
それで思い当たった。

「古代奈良」や「別の星」での卑弥果の力ではないか。
死んだ人を蘇らせ・・・までは分からないが、死ぬほどの怪我でも病気でも治していたようだ。
 

では、十種神宝は「彼ら」のそれぞれの力を可視化したものではないか。
彼らには、風や水、大地までも操る力があったらしい。

                     *
 

ここからは、ヒプノを受けてから分かったこと。

私が見た玉は、「十種神宝」だ。

(見たのは一つ)
饒速日命がその后、ミカシヤ姫にもたらしたもの。
(ミカシヤ姫は、ヒミカ。神功皇后(多分、複数人の伝承)としても伝えられている)
 

元は「別の星」にあったらしい。
その星は、「兄弟星のような関係」であり、中間生と言われる場所だという。
これは納得している。

 

お互いに干渉し合っていたからだ。
 

名前に漢字があったり(うちの名前の漢字が卑弥果だったり)、外来語っぽい名詞があったり、こちらの歌を聴いたりしたのはその為だ。
向こうの星は、こちらのことを良く知っていた。
それが中間生(転生でもある)という所以なんだろう。

 

「別の星」・・・・。

「生きている(存在してる)神」・・・。
 

そこで思い出した。
「リヴィ」の存在を。

仲間の子達が教えてくれた「別の星」での宗教(?)の「紋章」。

 

 

その星には唯一の宗教(?)があった。

その神は「実在」していた。

私達のような能力を「妖力(ようりき)」といい、
妖力を持ったものの中には、
宗教?神?の紋章である「リヴィ」が、
体のどこかにつくことがあった。

(上のリンクから抜粋)

 

 

あれは、”勾玉”の形だった。

いや、勾玉は”リヴィ”を表すものだ。

あの紋章が神を表すのならば、そこの神殿にあったというあれは、間違いなく「勾玉」だ。

 

 

勾玉は宇宙を表し、胎児も表すという。

宇宙と生命の根源。

 

 

古来から干渉し合って、
あの星の神の紋章が「勾玉」で、

十種神宝が、もしも「勾玉」であったとしたら・・・。
 

あの前世の話は、本当なのかもしれない。
全部、綺麗に「繋がって」いるからだ。

 

                      *

「妖力と妖」


「妖力(ようりき)」と言うんだそうだ。

自分たちが使っていた超能力のような力のことを、あの星では。

それを「仲間の子達」から聞いた時、「何故、妖力?」と思った。
(上記リンク先にある)
ずっとそれだけが何十年も経っても疑問だった。
 

今回のヒプノで分かった。
 

「古代の奈良」で見た怪物は、妖魔、妖(あやかし)と言われるものではないか?と。

退治したり、封印したりすると、消えたんだ。
次元の向こうに吸い込まれるみたいに。

もしかしたら、妖や幽霊と言われるものは、次元が違う世界の者ではないのか、と。


そこで思い出した。

そう言えば、「仲間の子たち」は、自分たちの力を「妖力」と言っていた。

もしかしたら、何度転生しても戦っていたという”あれ”は、「妖、妖魔」というやつなのか、と。


ようやく腑に落ちた。

古代の奈良の時代にあんな怪物がいたのに、今の世に骨とかの痕跡がないわけが。

 

妖力と妖。

関係ないわけがない。

 

と、ここで今、どはまりしてる漫画「呪術廻戦(の解説本)」にあったフレーズを思い出した。
「呪力をもって呪い(呪霊)を制する」

そういうことだったのか?

 

                   *

「妖の存在」

私は幽霊や妖の存在を信じている。

子供も小さい頃、二人ともしょっちゅう見てたらしい。

自分も一度だけ、はっきりと見た。

はっきりと幽霊を見たというのは変な表現だけど、人と変わらなかった。

あんなにはっきりと見たのに。

こんな体験は一度だけだけど、かなり見てた友人が普通の人のように見える者もいる、と言ってたのはこのことだったのか、と納得した。


今の時代でも、確かにそれはいる。
事故物件の話でもそうだけど、人に害をなすものも確かにいる。


だとしたら、今よりも闇がもっと深い時代、もっと「存在」して「人に害をなして」いたのだとしても不思議ではない、と今回思った。

 

                                     *


「神と妖」

住吉の元宮の現人神社の神、住吉神は饒速日命らしい。(*福岡県那珂川市)

住吉神は、「国の大事の時に再び現れる神」だと、かの神社には伝わっている。

饒速日命は、仲間の一人「竜厘」だ。

それは彼が、転生することを表す。

彼らは自分たちが、転生することを知っていた。
なら、それを伝えたのは彼ら自身だ。

 

 

何もかも、繋がっているように思えるのは、それが「真実」だからなのか?

だとしたら・・・。

また、「妖」が現れるというのだろうか。

彼らは転生の度に「人の手には負えないもの」をいつも退治してたのか?


では、私たちは「人」ではないのか?
ARIONは、「神は神に助言できない」と私に言ってた。
「私は神ではないよ。ARION。」

その時、そう答えたけど、返事は無かった。

 

少なくとも神ではない。

前世で誰であったとしても、生まれ変わるのは人である部分だけだそうだ。

神とは、「人が祀った(出来た)存在」なので、「転生した人」は神とは別物だ。

 

 

「人の手に負えないもの」を、どうできるのか全く分からない。

けど、もしも、真実なら。

やれるとこまでやるしかないじゃないか。

何もなければ、笑っちゃえばいいだけのこと。

 

ARIONの言葉が無かったら、「夢物語」だととっくに投げ出していた。
「(前世の話を)言ってくれてありがとう、弥沙」
と労ってくれた。
私が何を書いても否定をしなかったARION。

「夢の中で覚醒する」とか。

”そうなる未来”を暗に告げていた・・・。


ARIONは私を信じてくれていた。
どうにかなるから、ARIONは私に言ったんだろう。
あんなにも饒速日たちを求めていたんだろう。

 

それを信じるしかない。