オオスカシバ

成虫の前翅長は3 cmほど。体の背中側は黄緑色で、腹側は白い。

腹部の中ほどに赤い横帯模様があり、その前後に黒い帯模様もある。

また、腹部先端の左右には黒い毛の束がある。

和名のとおり翅は透明で、鱗粉がなく、黒い翅脈が走るのが大きな特徴である。

羽化した直後には灰白色の鱗粉が翅をおおっているが、羽ばたくと

鱗粉がすぐに脱落し、透明な翅になってしまう。

この翅の表面には顕微鏡的な微細な顆粒が密生しており、光学的な効果によって、

通常のチョウやガの鱗粉を除いた翅よりも、透明度を増していることが知られている。

翅脈は枝分かれせず、根もとから後方に緩い曲線を描きながら伸びる。

幼虫は黄緑色か褐色で、尾に1本の角をもつ。

成虫は年に1 - 2回、夏に発生する。スズメガの多くは夜に活動するが、

オオスカシバは昼に活動するので人の目につきやすい。様々な花を訪れ、

ホバリングしながら蜜を吸う。

ただし、オオスカシバの口吻は2 cmほどで、それ以上深い構造をもつ花からは

蜜を吸うことができない。

羽音を立てながら花にやってくる上、透明な翅と胴の模様から大きなハチに間違われる

こともあり、ベイツ型擬態の例として紹介されることも多い。(HPより引用)

 

エビに似ているとかハチに似ているとか言われている昆虫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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