三上 寛詩学校は1990年大阪にて開講。三上 寛は同郷の寺山 修司の影響などにより詩を書くことに開眼。
詩人として、またシンガーとしてセンセーショナルを巻き起こした歌の数々など、デビューから50年になる彼の全てを、
詩学校で表します。自らの「詩」を呼び覚ましたい者集結せよ!!どんな人の参加もOK。是非お越し下さい!

17:00~ 受講料 ¥3,500- 

問・予約 TEL : 06-4963-3520
http://musicspot-satone.com
 

 

今回、新人さんが3人もいらして

誰かが「今、三上寛ブームがきている。」

と言った。

 

新人さん達には

三上寛先生から基本的な説明と丁寧な指導。

常連さんには個々をみてテーマを決めてゆく。

 

人数も多くバタバタしていたからか

私は飛ばされた。

頃合いを計って挙手し、自分の存在を訴えた。

「あーすまんすまん」と三上寛先生は笑って

「やっぱおまえは<大津のおっちゃん>だよなあ。」

「なんか、あの詩は淡々としてるがあったかいんだよね。」

 

そうなのか?!あったかいのか?!

自分にはわからない。

 

「嘘でもいいからさ。いかにも大津のおっちゃんがやりそうな事とか。」

 

大津のおっちゃん・・・ネタ切れだなあ・・・

嘘も思いつかない・・・

創造力が・・ない・・・

 

 

 

出来た人から順番に先生に見せに行く。

新人さん達も次々と。

 

いつも、何を書くか考えていない。

鉛筆を持って原稿用紙をながめ

鉛筆が動き出すのを

待つ

 

スイッチを入れたように鉛筆が動く

何を書いているのか

自分ではわからない。

書き終わって、読み返して

ああ、そうだったのか、そういう事だったのか。

 

 

見せに行ったのは一番最後。

 

「うむ、うむ、本当に屋根から大工が落ちたのか!?宮大工だろ!?」

「はい、大工が落ちたのは実話です。」

「おまえ、いくらでもネタあるなあ(笑)」

 

いやいや、もうネタ切れですぅ・・

 

どこまで<大津のおっちゃん>を極められるのか。

一つのテーマを掘り下げてゆく修行

なのかもしれないこれは。

 

いかにも大津のおっちゃんがやりそうな嘘を

書くことができるまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎回恒例の親睦会

今回は、諸般の事情により欠席しました。

また次回。