ピカソとその時代
ベルリン国立ベルクグリューン美術館展

2023年2月4日(土)– 5月21日(日)

B3階展示室

 

ドイツ、ベルリンにあるベルリン国立ベルクグリューン美術館は、ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューン(1914-2007年)のコレクションを収蔵展示する美術館として1996年に開館し、2004年から現在の名称に改まりました。本展は、同美術館のコレクション97点をまとめて紹介する日本初となる展覧会です。ピカソの初期から晩年にいたるまでの作品と、同時代に活躍したクレー、マティス、ジャコメッティら、ベルクグリューンが最も敬愛した芸術家たちの優品に、日本の国立美術館が所蔵する11点を加えることで、20世紀ヨーロッパ美術の偉大な足跡をたどります。

展覧会公式サイト

 
 
 
 

 
ピカソが好きでパウル・クレーも大好き!
 
 
ピカソは昔、教科書や写真で観た時は「変な顔」としか思わず興味なかったが
ニューヨーク市立美術館だっけかメトロポリタン美術館だっけで初めて
ピカソの実物の絵「青の時代」を観た時、衝撃を受けた。
衝撃を受けたなんて月並みな表現しかできないが
ピカソは何て絵が巧い人なんだと驚嘆し目が惹きつけられた。
 
それからは日本でピカソ展があれば必ず行くようになり
どこかの美術館で「泣く女」を観た時
本当に額の中の女の人の目から
ポロポロと涙があふれ流れ出していた。
 
次の部屋に入った途端
正面に飛び込んできた猟犬
本当に襲い掛かってきた。
 
段ボールに描かれた絵には
そのセンスの良さに驚愕。
 
ピカソの絵は実物を観なくては
その凄さは伝わらない。
ピカソに限らず
実物と写真では色が違うし
実物に接すると
キャンパスを塗りこめている画家の時間を
共有している錯覚を感じる。
 
 
パウル・クレーは淡い独特の色合いや幾何学的な画風も良いが
何といってもパウル・クレーで一番好きなのは素描画。
デッサンとか下絵を超えた、それだけで完成している世界。
「天使シリーズ」は言うまでもなく
子どもの領分のなんてあどけない、思わずにんまりする表情。
 
 
最近の美術展は撮影可が多い感じ?
(作品によって撮影不可もあるが)
 
どうせ写真に撮って後で観直しても
その感動は伝わらない、と思っていても
つい撮ってしまう。
 
図録はいつも見直してがっかりする
と思っていても
つい買ってしまう。高いのに。
 
記念に
ということで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回「泣く女」は観られなかったけれど
ポスターにもなっている「黄色のセーター」の女性。
絵を観ると、とても美しい女性だ。
どちらも同じドラ・マール。
 
 
 
 
 
 
 
観終わって、ロビーに出た所。
 
 
2階の常設展では
日本の前衛作家の展示があり
オノ・ヨーコの作品も一つだけあった。
 
オノ・ヨーコの芸術も大好きで
何年か前東京行ったな、オノ・ヨーコ展。
 
 
 
 
絵画や美術も面白いよね。
なんか元気になれる。