デビュー42周年を迎えたパンクバンド”アナーキー(亜無亜危異)”のギタリスト、藤沼伸一が初めて映画監督に挑戦した渾身の作品『GOLDFISH』
 
監督:藤沼伸一

出演者:永瀬正敏 北村有起哉 渋川清彦 町田康 有森也実 増子直純 松林慎司 篠田諒 山岸健太 長谷川ティティ 成海花音
 
 
 

 
 
冒頭80年代の懐かしの写真カットバック
アナーキー
あ、ブラックエンペラーだ。
「ゴッドスピードユー」映画何回も観たね。
瓜田 吉寿の「俺たちには 土曜しかない 」も読んだね。
 
団地のおばさん! 団地のおばさん!
ラジオから耳に飛び込んできた歌
その通りじゃん!
鬱屈したやり場のないぶつけようのない私の心の中を
吐き出してくれたアナーキー
 
大阪発ライブ、梅田バーボンハウス
茂が煽って煽って客席全員ステージになだれ込み
みんなで叫んだ
ノッサティスファイ!!!!!!!!!
最高に腹の底から楽しかった
翌日新聞にー梅田のライブハウスで若者大暴れ!ー
とか書かれていて
新聞は嘘つきだ。みんなで大合唱しただけなのに。
 
 
 
らっきーデタラメ放送局があー
ん?!ロティカのあっちゃんがあー
とか楽しい小ネタが散らばっていたり
 
 
 
若い頃と現在の姿を行ったり来たり
若い頃のアニマル篠田諒が歌う場面は茂そのもの
 
 
 
予想外の、てか予想以上の展開。
亜無亜危異をモデルとしたあくまでもフィクションとは言え
どうしてもイチ永瀬正敏が藤沼伸一にハル北村有起哉がマリ逸見泰成に見えて
 
若い頃からの、この葛藤 確執をよくぞ真正面から描いた事に驚く。
藤沼監督の並々ならぬ覚悟。
今年はマリ逸見泰成の七回忌。
 
この映画の主人公はハル北村有起哉・マリ逸見泰成なのではないか
と思って観てたら、ラストに
 
逸見泰成に捧ぐ
 
胸が詰まった。
 
亜無亜危異の「心の銃」の演奏シーンにエンドロールが流れる
 
涙どばー
 
 

 

 

若い頃「心の銃」にどれだけ励まされたことか

 

 
 
 
 
 
 
藤沼監督の舞台挨拶
司会はらっきーデタラメ放送局のRICOさん。実物おきれい。
撮影OK、SNS拡散もどんどんってことで
 
 
 
そしてサイン会まで!
 
藤沼監督優しいー!
 
 
後ろに並んでいた人が2ショット撮ってくださった!
ご親切にありがとうございます。
亜無亜危異ファンは良い人達ばかり。
 
 
 
 
 

観る人によってそれぞれの感想があるでしょう。
 亜無亜危異知らない人でも
今生きてるこの世界
自分の存在
未来に向かってどう生きていくなのか
考えさせられる映画だと思う。
「GOLDFISH」ってタイトルが深く重い。
 
 
 
観る度に違う感想がわくかもしれない。
もう一度観たい。
 

 

 

 
 

帰り、アメ村三角公園
人がいっぱいあふれかえってる。

ドーナッツ買って帰った。