耳が聞こえないと言っても

健康な耳を持ってる人【健聴者】が耳を塞いで音をシャットアウトするのとは、ちがいます。


それは人それぞれの症状によって


発された音は聞き取れなくても、ずーっと耳鳴りだけは

鳴っている人もいれば、鳴ってない人もいる

突発難聴やその他の疾患…たとえばメニエール、低音難聴、耳管狭窄、老人性難聴…などで
耳が聞こえにくい人もいる

そんな人たちを難聴と一括りにしてしまうのですが
その中でも、軽度から中度、重度とランクがあり


もちろん耳鳴りの音も人それぞれで

ザーッと砂嵐のように聞こえる人

サーって雨音のように聞こえる人

ピーって高音

ブーって低音

ゴーッて音
もちろん一つの単音だけではなくて、複数の音が鳴るのです。
本当にそれは、人それぞれで違うのです

もちろん音の大きさも違います

そして、

音。ヘルツ。その周波でも、聞こえない周波や、聞こえづらい周波、それもまた

人それぞれで症状が違うんです

耳鼻科でヘッドホンをして、ピーって音を聞いて検査をしたことがある人もいらっしゃるとおもいますが、それによって聞こえる音、周波を測ることができます。

そして厄介なのは

耳というのは、音を聞く器官くなので

聞こえづらい音があると


聞きとろうと
頑張るのです
まるでスピーカーを大きくしたように、

例えば

音量を8で聞いているとします。
聞こえにくいと私たちはボリューム、音量をあげますよね。
聞こえにくい ドの音があるとすれば聴くために
耳の中でコビトが音量をあげる

そうすると、聞こえにくい  ド以外の音は、ふつうに聞こえるのだから、とてつもない大音量になって耳に入ってきます

すると耳はかなり痛くて

それが一音一音なわけで
健聴者が急に大きな音を聞いたとしても耳を塞げば一瞬でおわることが、一音一音絶え間無く響きあたまも痛くなります。

気持ち悪くもなります。


しかも、耳の不調でその音は聞こえづらくなってているので、
ドの音がが鳴っていても耳の中では、ドの半音上がった音に聞こえたり半音下がったように聞こえたり、グニャリとおかしな音に聞こえたりする。それもその人の症状により様々な聞こえ方になるのです

そして
耳は音を聞くだけではなく


平衡感覚を調整する器官でもあり

私たちは日常生活で、後ろからの音、周りの音を聞いて空間を認識し、生活していて

後ろからの車のエンジン音で、どれくらい離れているのかなどを認識できるのですが、

それができにくい場合もあったり、もちろんそれも人それぞれです。
街中を歩くだけでも大変な人もいます。

それに、体調の悪い時、ストレスによって耳鳴りが大きくなったり、頭がボーっとなったり

気圧、天気によっても左右されます。

とにかく毎日毎時、悩まされることが多いです。




足や手などの部位の怪我と違うのが

耳は、頭にくっついて、そのせいか 
 難聴とは、耳の疾患👂の耳は

様々の苦痛的中症状に悩まされます

眠りたくても耳鳴りがうるさくて眠れない

気が狂いそうになるほど

音の取れない苛立ち

不協和音から抜け出せない苦痛、

聴覚過敏による耳の痛さは表現にできないほど辛いです


まるで水中のなかで、音を聴いてるような

はっきり聞こえない苛立ち、不安

ちゃんとした音に聞こえない苦しさ




街中での街宣車や、販売員の拡声器からの音のような大きな声、耳に疾患のある方にとっては、かなりの苦痛なのです。

そして、大きな音を聴いたあとは、耳鳴りがひどくなったり、耳が痺れるような感覚で痛かったり

その時だけではなく、ずっと辛い症状が続きます。

ヘッドフォンを使い音を遮る方もいらっしゃいます。

街で見かけたヘッドフォンをされてる方は

もしかしたら

耳を守るために音を遮る用のヘッドフォンをされてる方もいるかもしれません



歌手の方で耳を患われて

でもその中でもヘッドフォンをつけて

酷い症状のときは、耳には綿をつめて、

耳を守りながらも音を聴き

歌ってるかたがいます


そんな姿を

大袈裟だとか、カッコつけているとか

心無い言葉を言う方もいたり…


しますが

決してそんなことをやりたくて

ヘッドフォンをつけているわけではないということを

わかってもらえたら

と思います

そして、完治ということではなく

中音から低音が聞き取りにくい


高音が聞き取りにくい

というなかで

一生懸命に音をとり

うたわれていると思います。





今日も雨音を聞きながら…



あ。あと
高齢者の方が耳が聞こえにくいというときも

耳のそばで

ただ、ただ大声でわめき散らしてる人がいますが

それもその方一人一人音の聞こえ方がちがうのですから

高すぎて聞こえない音

低すぎて聞こえない音

その人に話してみて

聞き取りやすい音をわかってあげて

その人それぞれに
まさに声色を変えて

対応してほしいものです。



そして、耳が詰まったようになり、音が小さく聞こえるなら音を大きくするようにすれば、聞こえる人もいれば

音、言葉を聞き取れないっていう
感音性難聴というのもあるのです


ちょっと説明し難しいのですが


興味ある方は、しっかり専門の場所をググったり調べてください



耳だけではなく、様々な疾患で苦しんでおられる方は、あなたのそばにいて

そして、その苦しみはやはりその本人にしかわからないとおもいます


でも

少しでも、その症状のつらさを知ることによって

少しは手助けになったり、配慮できることはあると思います


そして、いつあなたがその立場になるかも
わからないです


ほんの少しの思いやりを。


たとえば、会話していて


聞き辛い人がいて、聞き直したとしたら?

あなたはどうしますか?もう!ちゃんと聴いてよ!って
怒って、もう言わない!といってしまいますか?

もし、聞き辛いひとがそうされると、とても悲しくつらいです。

聞き直しをすると、もういいよって、その言葉を聞き取れないままなのは、まるで
無視されたようなものです。

だって、その会話の中に入れないままなのだから


そして、毎度の会話で、聞き直しをすると、

もう!って怒るひともいたりしたら、

あぁ、聞き取れないけど、相手が気を悪くしてしまうから、聞き直しはやめておこう…


どんどん会話から遠ざかってしまいます


聞き直されたら、もう一度ゆっくり言ってあげてほしいです。


そんな労力のいることでは、ないとおもおます。

ほんの少しの思いやり


ほんの少しの優しさ

ほんの少しの手間


長い人生、さほど大変なことではないはずです


足の痛みを持ってる方がいたら、ほんの少しのゆっくり歩いて歩幅を合わせてあげる

寄り添ってあげる

ほんの少しのことで


それは、できるはず