海洋戦隊 オーシャンジャー10 (19) | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

青鮫
「ピンクさん、こちらへ」
スイハンピンク
「はいっ。」

そして残りの8人はステージ前に並ぶ。

レッド二人、
イエロー二人、
ブラック二人、
ホワイトとパールだ。

観客
「え?2つの戦隊のコラボで必殺技?」

子供
「ガンバレー!」

マシコ
「どんな技なの、期待しちゃう。」

イカニモ
「いくぞ!」
ピンクを捕まえている腕以外の
8本の足がウネウネと動きだし。
シュッと牽制をする。

8人のヒーローは
ザッと、足を揃え直立した。

ミット
「全員でジャンプしてキックかしら?」

ヒーロー
「トォーーー」

イカニモ
「ムム。」

ヒーローは腰から折れてお辞儀をした。
「ーーも、すみませんでした。」



ズコッ

観客は全員コケる。

マシコ
「考えた作戦がお詫び?」

イカニモ
「イーカげんにしろ。」
すると足が各ヒーローに狙いをつけた。

パール
「今よ!」

オーシャンジャーがお辞儀から馬になる。

それを横のスイハンジャーが馬跳びをする。

赤飯「トォー」
黒米「あっそれ。」
サフラン「どっこいさ。」
 酒元「お嬢さん失礼。」

するとイカの足が絡み出したのだ。

舞台裏のスタッフも足の糸を引きながら入れ替わっている。
「あー、ブラックがこっちだろ。」
「どっちのブラックか言えよ。」
「どいて、あ、糸が絡まった。」

イカニモ
「ゲ、ゲ、ゲソ。
      おいらの足が三つ編みに!」

その隙に、オーシャンピンクは自力で腕をほどく。
「あー、胸が苦しかった。」

黒久
「本当だ。
      無くなってる。」

イカニモ
「最後の手段に、イカせてもらう。
     ここにいる全員、道連れに

    爆発だぁああ。」

ヒーローたち
「なんだと!」「自爆だ。」