海洋戦隊 オーシャンジャー10 (14) | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

オーシャンジャーはコスチュームのまま店内を通って外に出て、隣のイツコシの屋上まで来た。

それは、あまりにも目立ち、
たくさんのお客さんも引き連れて来たのだ。

オーシャンジャーは屋上に着くと、すぐに怪人を探す。

黄貝
「客席の一番前の真ん中、あの巨体は怪人にちがいない!」

明石
「出たな怪人」
その巨体の前に集まったオーシャンジャー。

桃香「あれ?マシコさん。」

マシコ・デトックス
「お、やっと来たね、オーシャンジャー。
   東京観光してる博士にばったりあって、ここで戦うって聞いたから来たのよ。」

黒久
「でかいのが一番前の真ん中に座るなよ。
   後ろのチビッ子がショーが見えねーだろ。」

マシコ
「あら、いつの間にかお客さんがいっぱい!」

ミット
「マシコママ、こっちに座りましょ。」

明石
「ミットと白井も来てたのか。」

パール(白井の美人バージョン)
「今はパールですから。」



ステージでは
圧力戦隊 スイハンジャー ショー
が開幕する。

   司会のお姉さんの 登場。
かけ声の練習に続き

ついに、怪人が現れた。

怪人
「イツコシにご来店の皆さん、こんにちは。
    残念ながら、皆さんは今日は帰れません。」

司会
「えー!
    帰れないってどーゆーことよ。」

怪人
「この イカニモ様の子分となるのだ、ガハハ。」

オーシャンジャーは隠れながらショーを覗く。

黒久
「イカニモ?」

青鮫
「どこかで会ったことありませんか?」

桃香
「そうよね、以前戦ったとか?」

明石
「あ、わかった!
     あれはダイオウイカの着ぐるみの使い回しじゃないか。」

黒久
「パイキングの新作って
      イカ怪人か。」


スピーカーの声
  「そうはさせん!  トォー!」

スイハンジャー登場。


黒久
「キャー、
     頑張ってスイハンピンク~!」


桃香
「おっさん、うるせぇよ。」