やっぱり強いわけだ。」
息子
「サイキョウさんて、あそこの町工場も同じ名前ね。」
母親
「ご存知でしたか、そう、あそこの工場ですよ。」
斎藤
「じゃあさ、そこに電話してみない?
デーモンキ売ってって。」
息子
「デーモンキじゃなくてデモ機だよ僕。」
高橋
「デーモンならカッコよかったのに。
お前を浪人生にしてやろかー。ってやつ。」
息子
「蝋人形ね。」
斎藤
「旧型ならお取り寄せしますが。」
高橋
「やだ、これがいい。」
息子
「あんたね、掃除だけできればいいのよ。
旧型でも、綺麗になれば。」
母親
「チッチッチッ。
家電は日々進化しているんだよ。
省エネとか、機能とか、デザインとか。
なんで古いの買うの?」
息子
「だ、か、ら。
まだ、売ってないんだよ!」
母親
「そりゃそーだ。」
息子