鉄の園 終わり | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

アイドルと上野は
1番線からを歌い終えた。

「はぁ、はぁ、」上野
「大丈夫ですか?」肩を叩くベンティ

「えーと、上野さんが深呼吸の間、歌ってもいいですかーーー?」
マイ

『イェーイ』

「けっこう暗くなって、イルミネーションが幻想的ですね。」
ノリカ

「皆さん、さきほどの歌詞カードの裏をご覧下さい。」
市長

『おぉ。なるほど。』
『いいね、歌いたい。』

「それでは皆さん、
       ごいっしょに、歌って下さい。」
マイ

『きーよしーー
        こーのよーるー、』

その歌声は、この駅舎の上に雪を呼んだ。



「ヤッバイ。
      ちょー感動したよね、ルナ。」
ベンティ


「ちょっとアキったら。・・・あっ!」
ノリカ



『えーーーーーーーーーーっ!』
お客さんが驚いた。


駅の中では。


駅の切符を売る机は、アクリルケースで保護され、このあと一般公開される。

「ふぅーー。」
そのケースに、テッキーの頭を置いた着ぐるみの中の岡田さん。

「お疲れ様でした、岡田さん。」
市長

「ほら、殻が割れましたよ。ハッハッハ」
岡田





鉄の園    終わり