余命 24時間 43 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

15:30

バスはパトカーを数台引き連れて走る。

警察も手が出せない。

犯人は苛立っている。
「もっと飛ばせ。」

運転手
「やってます。」


『犯人につぐぅ、
   ムダな てーこーは止めて、
      すぐにとーこーしなさい。
パトカーのスピーカーからなまりまくりの説得が始まる。

(おじいちゃんなのか?
犯人をイライラさせる天才だな。)

「うるせー!うるせんだよ!」
犯人は横からサイドブレーキをかけた。

≪キュー≫

『いなかの、おかぉちゃんが泣いてるぞ。
   早くとーこー  
    ぅわっ!』

後のパトカーが追突。

それに他のパトカーが玉突き。



バスは大通りでUターンした。

「そこで演説しとけ。」
犯人がパトカーの車列を見ている。