海洋戦隊 オーシャンジャー 20 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

コクピットでヘロヘロになるオーシャンジャー。

ブラック「毎回思うんだが、ここに居る意味がわからん。」

ブルー「ぜーんぜん操縦してない。」

ピンク「勝手にモノマネしだす始末。」

イエロー「くそぅ。
          ついにアレを使う時がきたようだ。」

オーシャンジャー「オー!
    必殺、シーマシンガン!」

≪グィーン≫
ポセイドソは片膝を折り、しゃがむと
マシンガンを構えた。

ブラック「かっこえーー!」

レッド「発射!」

≪フスフスフス≫

ピンク「空気しか出ないわ。」

イエロー「あ、水を吸わないと、」

ブラック「水?」

ポセイドソは銃口を海に沈めると、装弾のレバーを引いた。

≪ギューー≫
ブルー「もしかして…」
ピンク「これって…」

イエロー「発射!」

構え直したポセイドソは
トリガーを引いた。

≪パスパスパスパス…≫

水の塊を高速連射

レッド「水鉄砲やん。」

イエロー「軽量化の為に水は現地調達!」

博士「カッコいいようなダサいような、」

しかし、
≪ギャー‼≫

巨大ペッパーはショートした。
とても可愛いかったペッパーが
鬼の形相で固まると
バランスを崩して海に倒れた。
≪サバーン≫

ポセイドソは立ち上がり、今度は銃口を
海賊船に向ける。

レッド「パイキング、盗んだものを返してもらおうか。」
ブラック「そうだ、代金も払えよ。」

パイキング「くぅー。わかったわ。
その代わり…」

ブルー「その代わりって何?」

パイキング「レンタルのpepperを弁償よ!」

ブラック「げっ!弁償。」

レッド「イエローがシーマシンガンなんか使うから」

イエロー「どーもシーマシーン」
ブラック「ガーン」

ピンク「懲りてない。」



かくして、横浜中華街の平和は守られた。
日本丸は残念だったが

ありがとうオーシャンジャー
 戦え、オーシャンジャー。



イエロー「さぁ帰ったらハシゴパーツの塗装だよ。」

ブラック「は?何で俺たちが?」

イエロー「弁償するんでしょ。」

ピンク「そうだけど、そんなの業者が
         あ、まさか…」


イエロー「デラゴッチィーネは自費出版です!」