コクピットでヘロヘロになるオーシャンジャー。
ブラック「毎回思うんだが、ここに居る意味がわからん。」
ブルー「ぜーんぜん操縦してない。」
ピンク「勝手にモノマネしだす始末。」
イエロー「くそぅ。
ついにアレを使う時がきたようだ。」
オーシャンジャー「オー!
必殺、シーマシンガン!」
≪グィーン≫
ポセイドソは片膝を折り、しゃがむと
マシンガンを構えた。
ブラック「かっこえーー!」
レッド「発射!」
≪フスフスフス≫
ピンク「空気しか出ないわ。」
イエロー「あ、水を吸わないと、」
ブラック「水?」
ポセイドソは銃口を海に沈めると、装弾のレバーを引いた。
≪ギューー≫
ブルー「もしかして…」
ピンク「これって…」
イエロー「発射!」
構え直したポセイドソは
トリガーを引いた。
≪パスパスパスパス…≫
水の塊を高速連射
レッド「水鉄砲やん。」
イエロー「軽量化の為に水は現地調達!」
博士「カッコいいようなダサいような、」
しかし、
≪ギャー‼≫
巨大ペッパーはショートした。
とても可愛いかったペッパーが
鬼の形相で固まると
バランスを崩して海に倒れた。
≪サバーン≫
ポセイドソは立ち上がり、今度は銃口を
海賊船に向ける。
レッド「パイキング、盗んだものを返してもらおうか。」
ブラック「そうだ、代金も払えよ。」
パイキング「くぅー。わかったわ。
その代わり…」
ブルー「その代わりって何?」
パイキング「レンタルのpepperを弁償よ!」
ブラック「げっ!弁償。」
レッド「イエローがシーマシンガンなんか使うから」
イエロー「どーもシーマシーン」
ブラック「ガーン」
ピンク「懲りてない。」
かくして、横浜中華街の平和は守られた。
日本丸は残念だったが
ありがとうオーシャンジャー
戦え、オーシャンジャー。
イエロー「さぁ帰ったらハシゴパーツの塗装だよ。」
ブラック「は?何で俺たちが?」
イエロー「弁償するんでしょ。」
ピンク「そうだけど、そんなの業者が
あ、まさか…」
イエロー「デラゴッチィーネは自費出版です!」