青鮫
「で、敵とはいえグルメリポートに来ただけで戦うんですか?」
博士「そうだなぁ。」
≪キャー!≫
厨房から悲鳴‼
明石「どうしたっ!」
調理師が厨房から飛び出してきた。
「オーナー!
黒いタイツの人たちが
白湯スープを寸胴(ずんどう)ごと盗んで行きました!」
店主「何? スープ強盗?」
パイキング
「ハハハ、このラーメン気に入ったぞ。
麺も具材もす、べ、て頂くのよ。」
デカパイン
「シェフも何人か連れていきなさい。」
黒タイツ兵
「パイーッ」
≪キャー!≫≪助けてー≫
シェフたちは黒タイツ兵に連れられ外に出されている。
明石「やめろ、パイキング‼」
パイキング「あら、居たの。
オーシャンジャー。
遅かったわね、白湯ラーメンは頂いたわ」
博士「変身だ!」
明石「おぅ!」
全員≪チェンジ!オーシャンジャー≫
そそくさと水陸両用バスへ走り、着替えるのである。
バスの中では…
「寒い寒い。」
「ヒートテック後ろ前だぞ。」
「これ分かりにくいよね。」
「俺のを見てくれ」
「何それ、でっかく【まえ】て書くなよ。」
「いや、合理的。どうせ見えないし」
「早くしてよ。私も着替えるんだから」
「はいはい。」
「ジジイ。ゲット、アウト。」
「すまん」
変身中…