スーツ82 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

ナインの檻にセブンが来た。

「お、いいとこに来たな。
ダンガンを檻から出して、あいつらを

 …あ?」
ナイン


  「よ、お帰り」
   ≪バコ≫


セブンではなかった。
ニセセブンだ。

バットでナインの後頭部を一撃。


「ウッッ」
ナインは頭を押さえた。

クローン兵士が檻を囲んでいた。

その団体を掻き分けてウサギを持ったクローン兵士が前に出た。
顔や腕は蜂に刺され腫れている。

「お前たち説明しろ!
 輸送機が2機ともここにいるのはなぜだ!

本部は日本の2体のブレイナーに200人も配置したのか?

本部の警備兵士は100人になってしまうぞ。」


「俺たちが仕止めたらすぐに戻る。

 本部には100人の兵士が居るし、新しく200人の兵士もバーチャル訓練さえ終われば出荷可能だ。
 問題は無い。」
先頭の兵士が語る。

「戻る?  あれを見ろ。」
ウサギの兵士

その輸送機がホバリングしている。

工場に突っ込んだ輸送機は使えない。
ホバリングの輸送機はセブンが操縦席にいる。