≪フギィイ!≫
イノシシがニセセブンを追い回している。
ニセセブン
「おい、どうにかしろ!」
兵士
「ノー。
ワイルドボウ強い。
あそこに待避。」
ナインが来た。
「ハハハ」
檻を開けてきたのだ。
手のひらの錆を落としながら笑う。
兵士とニセセブンはタンクローリーのある正面入り口の草むらに入って行った。
≪ブォフ≫
イノシシのダンガンは草むらの手前で足踏みしている。
セブン
「あそこはまずいぞ。」
ナイン
「まずい?」
ダイシ
「僕らも近づかないよ。」
セブン
「まだ草むしりもできない場所だ。」
すぐにニセセブンが草むらから出て来た。
「オッッフ、くそ、蜂だ。」
もちろん、待ってましたとダンガンが追いかける。
「ヒィ、おい、助けろ!」
ニセセブンは走りながら兵士を探す。
兵士はゆっくり四つん這いで草むらから出て来た。
「オーマイガーーー!」
うつ伏せに倒れた。