日本なんて、ちょろい。
近隣諸国はそう思っていた。
しかし、
想定外な出来事が起きた。
大震災である。
日本人は大戦に敗北し、アメリカの思想で自由を手に入れ、国際化し、豊かになったが、国を尊ぶ心は剥がされいた。
自由とは、
何も制限を受けないこと。
何をしても自由。
自分主義。
になっていた。
大震災は、絆を繋げ、他人を思い、日本人の誇りを取り戻していった。
骨抜きだった日本が、団結しているのだから、近隣諸国は焦っていた。
10年くらい前に、日本は集団的自衛権を掲げ、海外に出撃できることになった。
拉致問題も本土に乗り込み、着実に進展している。
日本は骨抜きではなくってしまった。
そこで、近隣諸国は最後の手に出た。
日本をまるごと取り込むのだ。
しかし、一国では世界から非難を受け、世界各国の軍隊を敵にする。
近隣諸国は手を組み、エイジア国統合を目標に日本を支配する作戦を立てる。
それを、国の軍隊を使わず、一部のテロリストの犯行に仕立てるのだ。