未来少年コフィ 38 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

翌日

おばさんも乗せて行くことにし、駅で待ち合わせた。

俺はロータリーで待ち、コフィが出迎えに行く。

改札口から出たおばさんはコフィを見つけて手を振った。

「安孫子さんこんにちは。」
コフィが挨拶

「良かった。
似合ってる。サイズも合ってたわ。」

「暖かいです。
ありがとうございました。」

「そうでしょ。
おばさんが編んだのよ。
寒そうだったから。

でも直志に聞いたわ。
あなたロボットくんなんでしょ?」

「はい。
暖かいがわかるロボットです。」

「かわいいこと言うわね。」
おばさんは笑った。

車で研究小屋を目指した。

しかし山奥に入って行く。

その住所に着くと
土木事務所の資材置き場だった。

「間違えたかな?」
似ている住所は無い

「あっ直志。」
おばさんが息子を見つけた。

車を降りる。

「やぁ。内藤さん、コフィ君」
直志さんも気づいた。

大きな砂山の前で手を振っていた。


なるほど。
ここならプロジェクトの研究にバッチリだ。