未来少年コフィ 33 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

警察官から後日、表彰があると聞いた。

俺じゃなく少年にだ。
しかたなくコフィを玄関に出した。

「まぁ。可愛い坊ちゃん。
本当にこの子が担いだのかしら?」
おばさんも驚いている。

「水中は浮力がありますし岸では私も手伝」

「ボク、本当にありがとうね。」
俺を置いて、コフィの腕を掴んだおばさん

「ご無事で何よりです」

「あらボク。すごい筋肉ね。
カチカチだわ」

「はい。ワタクシはアビー」
「えーそーなんです。この子は鍛えてますから。」
割り込んだ俺

「表彰にあたり彼の名前を聞かないとね。
息子さん?」

俺とコフィのブロンズ頭を見比べる警察官。

「えーと。
オーストラリアのいとこです。」あせる

名前はコフィ.アビー
これしか思いつかない

警察官は納得して帰った。

さぁ。
おばさんとコフィと病院へ