未来少年コフィ 28 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

コフィは今のニュースで2013年を確信していた。

やはり2025年製造だ。

つまり、
本当に未来から来たのだ。

映画漬けの俺は、まだ半信半疑だ。

まずあの映画を思い浮かべる。
本当に未来から来たなら…
サッカーくじが当たるのではないか?


コフィの過去の出来事は2020から2025のデータしかないという。

あとはネットからダウンロードすればいい。

そもそもコフィは、老人介護ではなく、オーストラリアで車椅子生活の子供用に買われたようだ。

詳しくは墜落の衝撃が激し過ぎて顧客情報が飛んでいる。

つまり最初に出会った俺を顧客と間違えていた。

俺が買っていないと断ったのでコフィは仮契約を進めてきた。

コフィの為にオーストラリアの住所を探したところで、2025年一昨年になるまで届けられない。

その日に12年落ちのコフィが訪ねるのだ。

それまで大事に使おう。




と勝手に所有した俺。