未来少年コフィ 19 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

家に着いた。

草刈りがしてあり、パンパンのゴミ袋が数個、玄関の脇に置かれていた。

家に入る。

家と言っても、小さな中古の借家である。
築年数がごまかせるくらいに綺麗になっていた。
初めて借りた時以上に綺麗なのだ。

家具 家電 小物 洋服
すべてがピッチリ揃えてある。
コフィに礼を言う。

子供に掃除してもらうとは恥ずかしいものだ。
このカンペキ状態をキープしてやると誓う。

そうなると、まるで巨大ドミノ倒し会場並みにソロリと歩いてしまう。

「お疲れ様でした。」

「はい!コフィもお疲れ様。」
俺なんかコフィに比べたら全然ラクだった。

コフィに食材を渡す。

「はい。
こちらがメニュー一覧です。」

また立体映像がテーブルに現れた。

「これをお願い。」

「はい。わかりました」