未来少年コフィ 17 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

亀を助けた浦島太郎は竜宮城で楽しい日々を過ごした。
頂いた玉手箱を開けると煙を浴びておじいさんになってしまった。

俺は 変なロボットを連れ帰って寝て起きたら12年後だった。
ってか?

テレビをつけた。
いつもと変わらない番組。

窓の外も昨日と同じ


ほら。新聞は2013年だ。

「コフィが狂っているんだよ」

「もしかしたら‥
バグかもしれません。」
コフィが混乱している。

「多分、未来のアビーノイドという設定なんだと思うよ。
だから、気にしないでいいよ。」

「はい。時計を戻しておきます」

「朝は、パンとハムエッグとか作れるかい?」

「はい。
アレルギーがなければ何でも。」

コフィは器用に卵を割り、ハムエッグを作った。

驚いた。

今のロボットなんて二足歩行でピアノでも弾けば拍手喝采だ。


コフィの技術力はずば抜けている。

日本と中国の合作。
嘘ではなさそうだ。

コフィが何かこなす度に、恐ろしくなる。

今にも軍隊の回収部隊がドアを蹴破って来そうで。


その反面では、
ドラ○もんを所有しているような優越感もある。