亀を助けた浦島太郎は竜宮城で楽しい日々を過ごした。
頂いた玉手箱を開けると煙を浴びておじいさんになってしまった。
俺は 変なロボットを連れ帰って寝て起きたら12年後だった。
ってか?
テレビをつけた。
いつもと変わらない番組。
窓の外も昨日と同じ
ほら。新聞は2013年だ。
「コフィが狂っているんだよ」
「もしかしたら‥
バグかもしれません。」
コフィが混乱している。
「多分、未来のアビーノイドという設定なんだと思うよ。
だから、気にしないでいいよ。」
「はい。時計を戻しておきます」
「朝は、パンとハムエッグとか作れるかい?」
「はい。
アレルギーがなければ何でも。」
コフィは器用に卵を割り、ハムエッグを作った。
驚いた。
今のロボットなんて二足歩行でピアノでも弾けば拍手喝采だ。
コフィの技術力はずば抜けている。
日本と中国の合作。
嘘ではなさそうだ。
コフィが何かこなす度に、恐ろしくなる。
今にも軍隊の回収部隊がドアを蹴破って来そうで。
その反面では、
ドラ○もんを所有しているような優越感もある。