未来少年コフィ 16 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

朝。

いつものように起きる。

「あ。
夢じゃなかったんだ」
やっぱりコフィは居た。

「おはようございます。
現在の体温と心拍数は正常です。」

「あ、ああ。」

「洗濯をしますか?」

「え、いいの?」
お試し期間だから、頼んでみた。

「はい。仕事ですから。
家電の時計を直しました。」

「あ。そう。ありが…
2025年になってるよ。
DVDデッキも、デジカメも
え。ケータイまで!?」

「その持ち歩く電話機も2025年に直しました。」


「持ち歩くって(笑)
でも困るよコフィ。
今は2013年だから。」

「2013年ではありません。
2025年です。」


「え?」

俺は浦島太郎か。
12年も寝ていたのか?